澤寛 写真展「Rapture」

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会 期
20190412日 -  20190512
開催時間
10時00分 - 20時00分
休み
入場料
無料
この情報のお問合せ
haku
情報提供者/投稿者
AL
開催場所
haku
住所
〒600-8032 京都府
京都市下京区中之 町 566
最寄り駅
河原町
電話番号
075-585-5959

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

裸は裸ではない。
それは裸という衣装である。
人前で裸になる恥ずかしさは、着古したパジャマ姿を人に見られる恥ずかしさと大差ない。
逆に、人に見てもらいたい姿もあるだろう。
たとえば晴れ着は見られるためにあるものだが、鍛え抜かれ身体というものは晴れ着を着ているのと同様ではなかろうか。
衣服には個性が宿る。
常に身につけている衣服となればなおさらである。
ここに登場する裸体を持つ人がどのような人なのか、
その人生について、男であることと女であることについて、
大人であることと子供であることについて、
さらには日本という国について、
そしてそれらすべての未来について、
澤田石和寛の写真は見る人の想像を掻き立てずには済まないだろう。
──鷹野隆大(写真家)

 このたび、さわかん 写真展「Rapture」を haku にて開催します。被写体の女性の凛とした眼差しと刺青をまとう多弁な裸体に、私たちは 自ずと彼女のこれまでの人生に思いを馳せます。そして写真が媒介となり、その想像の奥底にある私たちの様々な記憶を呼び起こし、被写体の記憶と私たち自身の記憶とが交差します。
 澤寛は澤田石和寛名義で映画のコスチュームデザインやキャラクターデ ザインに従事し、他者の人生を創作しビジュアライズすることで、数々のキャラクター( 人格) を世に生み出してきました。たくさんの人生を生み出すべく、これまで様々の人格とその記憶を仮想共有して来ました。澤 寛は本作で女性のありのままの姿を写真で捉えることで、不確かな世界の在り方に自身の言葉で対峙するかのように、自分と他者との記憶のありかを探ります。
 そして私たちのアイデンティティの根源にある記憶とは何か、真実とは何かというプリミティブな問いを投げかけます。
本展では120cm 四方の写真作品数点に加え、インスタレーションを発表。
昨年恵比寿のAL にて発表した「Rapture」の再構築というあらたな展開を、ぜひこの機会にご覧ください。

他者の人生を認識することで自分の記憶を確立するものだ。それは幻覚に等しく、直感を信じることに近しく、他人の本質に直接的に触れることがない証明と言える。この女性は他人からすると壮絶な人生をすごしたのだ。その肉体は、触れることのない他者と己との距離を改めて認識させ、無媒介にいくつかの感覚を呼び起こす。語られることのない物語、私はそれを写真に収め、それに歓喜したのだ。
── 澤 寛

澤 寛 Kan Sawa
2018年写真作品「Rapture」を発表。同年、NHK ドラマ「ワンダーウォール」
のビジュアルディレクターとしてスチールを撮り下ろし、写真集「ワンダーウォール」を出版。京都大学吉田寮を撮り下ろした「POLISH」をAL(東京)、京都旧立誠小学校内立誠図書館壁面にて発表。2019年5月には「Heavens of light, planet of solitude -ある星、地上の孤独-」をAL(東京)にて発表予定。
澤田石和寛名義にて、映画「るろうに剣心」シリーズやau KDDI TVCM 三太郎シリーズのキャラクターデザインで知られ、映画「十三人の刺客」(2006年)、映画「パンク侍、斬られて候」(2018年)にてアジアンフィルムアワードベストコスチュームデザイナーに二度ノミネートされている。

関連イベント

オープニングレセプション:2019 年 4 月 27 日( 土)20:00 - 21:00
ギャラリートーク:2019 年 4 月 27 日( 土)19:00 - 20:00
登壇者: 澤 寛 × 鷹野隆大(写真家)

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