開催時間 |
9時30分 - 17時00分
入館は16時30分まで |
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休み |
月(ただし4/29と5/6は開館、5/7は休館)
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入場料 |
有料 一般1,000円/高大生800円/小中生500円(団体20名以上は2割引)※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付添の方お1人まで無料(証明をご提示下さい) |
展覧会の撮影 |
不可 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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子連れ |
否 |
この情報のお問合せ |
高梁市成羽美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒716-0111 岡山県
高梁市成羽町下原1068-3 |
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最寄り駅 | 備中高梁 |
電話番号 | 0866-42-4455 |
この春106歳を迎えた篠田桃紅。水墨抽象画という独自のスタイルを確立し、100歳を超えてなお、新たな表現に挑戦し続けています。
高梁市成羽美術館では、「自らに由って独立独歩で作品を作り、自由に生きてきました」と語る桃紅の足跡を辿る展覧会を開催します。
桃紅は1956年に渡米し、世界の最先端アートシーンを体感。伝統と革新をその身に刻み込んだ不世出の芸術家です。移ろいゆくものに心を寄せ、真の美を探求し続ける桃紅の「墨いろ」は、自然の幽玄さと宇宙の無限の広がりを感じさせ、現代を生きる桃紅によって見出された日本の普遍的な美のかたちは、一筋の線となってリズムを奏でます。
本展では、書道という枠の中で発展した初期の作品から、文字を離れ、墨の色や線を追求する独自の抽象表現を確立したニューヨークでの挑戦、日本の古典をベースに昇華された繊細で優美な表現、そして余分なものをすべて削ぎ落とし、一瞬の心のかたちを追求し続ける現在までの変遷を約80点の作品で体系的に展観します。
篠田桃紅(しのだ・とうこう)
1913年、中国大連に生まれる。5歳の時、父の手ほどきで初めて墨と筆に触れ、以後独学で書を極める。第二次世界大戦後、文字を解体し、墨で抽象を描き始める。渡米後、ニューヨークを拠点にボストン、シカゴ、パリ、シンシナティ他で個展を開催。58年に帰国した後は、壁画や壁書、レリーフといった建築に関わる仕事や、東京芝 増上寺大本堂の襖絵などの大作の一方で、リトグラフや装丁、題字、随筆を手掛けるなど、活動は多岐にわたっている。2005年、ニューズウィーク(日本版)の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。主な著書に『桃紅百年』(世界文化社)『墨いろ』(PHP研究所)など。
■オープニングギャラリートーク
日時:4月13日(土)11:00~(約40分)
講師:宮崎香里氏(岐阜現代美術館シニア・キュレーター)
会場:展覧会場
■ミュージアムコンサート
日時:4月21日(日) ①11:00~②14:00~(各回約30分)
演奏:佐藤美由樹(筝)、大倉理佐(ヴァイオリン)
料金:入館料のみ
会場:多目的展示室
※事前申込不要
■記念講演会「現代書の展開と篠田桃紅」
日時:5月19日(日) 13:30~15:00
講師:島谷弘幸氏(九州国立博物館館長)
定員:先着50名
会場:レクチャールーム
※講演会当日、12時より受付にて整理券を配布します。
■「“わたし”と出会う」ワークショップ
「ラクで間違いなくやれることであんまりおもしろいことはない-」篠田桃紅の言葉より墨と筆を使って“わたし”と出会う、個性の見つけ方ワークショップ。
日時:6月9日(日)13:30~15:30
講師:森山知己氏(日本画家/倉敷芸術科学大学教授)
会場:レクチャールーム
定員:15名
参加費:500円
対象:中学生以上の方
申込方法:往復はがきに郵便番号、住所、氏名(フリガナ)、年齢、電話番号、「ワークショップ参加希望」と明記し美術館まで郵送してください。メールでも受け付けています。
※一通で二人まで申込可能
応募締切:5月10日(金)当日消印有効 ※応募者多数の場合は抽選
■学芸員によるギャラリートーク
日時:毎週土曜日14:00~(約20分)
会場:展覧会場
主催:高梁市成羽美術館
協賛:カイタックエンタープライズ株式会社
後援:岡山県、高梁市教育委員会、公益社団法人岡山県文化連盟、(公財)岡山県郷土文化財団、山陽新聞社、読売新聞岡山支局、朝日新聞岡山総局、毎日新聞岡山支局、RSK山陽放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、OHK岡山放送、KSB瀬戸内海放送、株式会社吉備ケーブルテレビ、FM岡山、FMくらしき、レディオモモ、エフエムふくやま
企画協力:公益財団法人岐阜現代美術財団、鍋屋バイテック会社