開催時間 |
11時00分 - 20時00分
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休み |
なし
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入場料 |
無料 |
作品の販売有無 |
販売有
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この情報のお問合せ |
Room_412 担当:伊東
050-5319-8428 info@room412.jp |
イベントURL | |
情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒150-0031 東京都
渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 |
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最寄り駅 | 渋谷 |
電話番号 | 050-5319-8428 |
ナラティヴ(narrative)という言葉は、物語、語りという意味ですが、音声や文字で表されるものだけ ではなく、語られる時の身振りや表情など非言語的なものも含みます。 非言語的なもの。つまり、作家におけるナラティヴとは、作品なのではないでしょうか。
言葉で作品について伝えることは重要ですが、決まったストーリー(物語)を押し付けるのでなく、鑑 賞者に作品を体験させ、介入させ、自分なりの答えを再構築させることが、作品を通して伝えるべ き、もっとも大事なことだと思います。
過去の経験や事実によって構成された、人生や考え方、信条、様々な想いを作家たちは作品に込めますが、経験や事実も語る方向によってさまざまな別の物語になり得ます。
ポストモダンの考え方と通ずる点があり、ナラティヴの研究者、マーシャ・ロシターは、「ナラティヴは意味づけの行為であり、経験に意味を与えていく方法である」とも示しています。
人は現在と未来については、変えられると考えがちですが、実際には過去も再解釈により変化していきます。ナラティヴとは、この過去の再解釈による、現在と未来のさらなる変化を指しています。
経験がどういう意味をもち、固定化されない語りが、どう作品に反映されていくのか。
一緒に物語を紐解きましょう。