万華鏡展 -変幻する美の結晶-
会期: 2011-09-15 - 2011-09-20
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
クラフト
展覧会タグ:
伝統工芸・伝統芸能
開催内容
誰もが一度は体験したことのある万華鏡。二度と同じ模様を見ることができない儚さと、無限に変化し続ける不思議さに多くの人が魅了されてきました。そんな万華鏡が近年、美しく変化しているのをご存知でしょうか?
万華鏡は1816年、スコットランドの物理学者ブリュースター博士が発明し、たちまち世界中に大流行しました。日本にも1819年に紹介され、子どもたちに親しまれるおもちゃとして普及しました。
ところが1980年代、万華鏡を芸術品として見直そうという運動が始まります。万華鏡には子どものおもちゃに留まらない可能性がありました。人の心に癒しやインスピレーションをもたらすものとして、再認識されるようになったのです。さらに、ガラス・木工・陶芸・ジュエリーなど、各分野でのエキスパートの作家が各々の得意な素材で万華鏡制作に携わったことで、万華鏡は一つの芸術品として生まれ変わりました。現在、筒の中の世界はもちろん、外観に装飾を施した万華鏡は、見て飾り楽しむインテリアとして、また身近なアートとして高い評価を受けています。
本展では、世界の万華鏡作家による日本初公開の作品をはじめ、国際万華鏡協会の協力のもと、限定品から1点ものまで約600点もの万華鏡を一堂に展示。アクセサリー型の万華鏡や、インテリアとしても楽しめる大型万華鏡など、今まで知らなかった万華鏡の世界が繰り広げられます。
万華鏡を手に取り、覗いてみてください。
生まれては消え、消えては生まれる、光と色彩が織り成す世界。そのシンプルな要素が無限の広がりをもって、観る者を魅了することでしょう。
【特別展示】
*世界最大規模の万華鏡コンベンションである“Brewster Kaleidoscope Society”にて
最優秀賞を獲得した中里 保子の受賞作「Aqua」
*日本万華鏡界の第一人者 山見 浩司のエクセレント万華鏡
*人気万華鏡デザイナー 関 一によるアクセサリー万華鏡特集(1階特設会場)
*羽石 茂&泉、傍嶋 飛龍、黒川 達也など、
万華鏡専門店 銀座ヴィヴァン専属作家による新作特集