横浜美術館開館30周年記念 Meet the Collection ーアートと人と、美術館

ルネ・マグリット 《王様の美術館》 1966年 油彩、カンヴァス 130.0×89.0cm 横浜美術館蔵

ルネ・マグリット 《王様の美術館》 1966年 油彩、カンヴァス 130.0×89.0cm 横浜美術館蔵

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    会 期
    20190413日 -  20190623
    開催時間
    10時00分 - 18時00分
    毎週金・土は20時00分まで
    ※入館は閉館の30分前まで ※毎週金・土の夜間開館については、平成31年度横浜市予算の議決後に確定します。
    休み
    木(5月2日[木・休]は開館)、5月7日(火)
    入場料
    有料
    一般1100円(1000円)、大学・高校生700円(600円)、中学生500円(400円)、小学生以下無料、65歳以上1000円(要証明書)
    ※( )内は20名以上の団体料金(要事前予約) ※前売り(販売期間2019年1月4日~2019年4月12日 一般900円、大学・高校生500円、中学生300円 ※2019年6月2日(日)は無料観覧 ※毎週土曜日は高校生以下無料(要生徒手帳、学生証) ※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料 ※その他の割引料金については別途お問い合わせください。
    展覧会の撮影
    不可
    作品の販売有無
    展示のみ
    この情報のお問合せ
    横浜美術館
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    横浜美術館
    住所
    〒220-0012 神奈川県
    横浜市西区みなとみらい3-4-1
    最寄り駅
    みなとみらい
    電話番号
    045-221-0300

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    2019年に開館30周年を迎える横浜美術館では、全展示室を使って当館のコレクションを紹介する展覧会「Meet the Collection -アートと人と、美術館」を開催します。
    本展では、「LIFE:生命のいとなみ」「WORLD:世界のかたち」の2部構成、全7章のもと、当館の1万2千点を超えるバラエティ豊かなコレクションのなかから、絵画、彫刻、版画、写真、映像、工芸など300点を超える作品を展示します。また、4人のアーティスト[束芋たばいも淺井裕介あさいゆうすけ今津景いまづけい菅木志雄すがきしお]をゲストとして招き、彼らの作品を当館に収蔵された多様な作品と同じ空間に並べ、作品同士の出会いの場を創出します。
    くしくも会期中に、平成というひとつの時代が幕を閉じます。平成元年に開館した当館は、文字通り平成の30年間と軌を一にして、作品の収集活動を基盤としながら、アートを通じた無数の出会いを生みだしてきました。個性溢れる作品たち、それをとりまくアーティストや来館者、それらを結びつけて豊かな関係を育む、磁場としての美術館ー。横浜美術館にとっての大きな節目となる年に、コレクションとの出会い(=Meet the Collection)の場としての美術館の役割と可能性を見つめなおします。

    本展のみどころ

    横浜美術館のコレクションが全展示室で一堂に!
    全展示室を使った大規模なスケールで、横浜美術館コレクションをまとめてご覧いただきます。当館を代表する名品をはじめ、幅広い時代、地域、分野にわたる所蔵品を、既存の美術史の文脈とは異なるテーマのもとで読み解いていく試みです。

    ゲスト・アーティストによるコレクションの新しい見方の提案
    4人のゲスト・アーティストのうち菅木志雄と束芋は、それぞれ当館の開館10周年、20周年の節目で個展を開催した作家。また、淺井裕介は当館の若手作家支援プログラム「New Artist Picks」草創期(2007年)の参加作家です。本展で初めて当館とかかわりをもつ新進作家・今津景を加え、彼らゲスト・アーティストの視点を展示構成に織り込むことで、当館のコレクションに別の角度から光をあてます。

    「出会いの場」としての美術館のあり方を展覧会が体現
    学芸員とアーティストとの協働による展示構成、アーティストと市民が協働する作品制作・展示といったさまざまな仕掛けによって、「アートと人」、「人と人」とを無数の線でつなぎ、「出会いの場」としての美術館のありかたを提示します。

    構成

    第1部 LIFE:生命のいとなみ
    躍動する線であらわされる、命の鼓動。身振りや表情の描写に込められた、人の感情。「生命」や「人のいとなみ」が、美術においてどのように表現されてきたかを、4つのテーマから考えます。

    Ⅰ-①こころをうつす [ゲスト・アーティスト]束芋
    日本の美術において古くから題材にされてきた、歌舞伎や浄瑠璃などの演劇や古典文学といった物語の主題は、近代に誕生した日本画、そして今日の美術にいたるまで脈々と受け継がれています。
    本章では、幕末の錦絵や近代の日本画に描かれた演劇や古典文学の登場人物たちの「情念」を主題とした絵画を紹介します。そこにゲスト・アーティストとして、浮世絵の色彩や墨絵の伝統に触発されつつアニメーションをベースに立体的な映像インスタレーションを制作する現代の美術家・束芋の作品を接続。感情の機微や揺れうごきといった「人の心」を描いた作品が、時空を超えて出会います。

    出品作家(予定)
    今村紫紅、歌川(月岡)芳年、太田聴雨、小倉遊亀、鏑木清方、菊池契月、安田靫彦、束芋 ほか

    Ⅰ-②いのちの木 [ゲスト・アーティスト]淺井裕介
    植物や動物などの生きものをモチーフとした絵画や彫刻はときに、それ自体がまるで命を宿したかのように生き生きと動きだし、拡がっていくような感覚を観るものにあたえます。今日、そのような制作を体現するアーティストが、淺井裕介です。マスキングテープを建物の壁や床に貼リつけ、その上に描画していく「マスキングプラント」シリーズや、その土地で採取された土をつかって描く泥絵のシリーズなどで知られる淺井のサイトスペシフィックな創作が、ふたたび横浜美術館を舞台に展開されます。
    当館のコレクションから作家とともに選んだ「自然」や「生命」をテーマとした作品群をイメージの起点として、淺井の描画がそれらの作品を包み込みながら空間全体に増殖していきます。

    出品作家(予定)
    マックス・エルンスト、ジョアン・ミロ、プラブハカール・ナイクサタム、ヴォルス、桂ゆき、長谷川潔、淺井裕介 ほか

    Ⅰ-③まなざしの交差
    「目」という器官は、感情や意志をひときわダイレクトに伝えるものとして、人物表現の中でも重要なモチーフです。
    本章では、古今東西の絵画、写真、彫刻にあらわされた「目」に着目します。モデルがこちらに向かって投げかける、あるいは逸らす視線、そのモデルの表情を凝視し、カンヴァスや写真に写し取る芸術家の眼、そのやりとりの結果として生み出された作品を観る、わたしたち鑑賞者の眼。いくつもの視線の交錯をはらんだアートをとおして、個々のまなざしが表すもの、そこに込められた意味を考えます。

    出品作家(予定)
    フランシス・ベーコン、ロバート・キャパ、ポール・セザンヌ、サルバドール・ダリ、ジム・ダイン、郭徳俊、マン・レイ、パブロ・ピカソ、アレクサンドル・ロトチェンコ、石川真生、伊藤深水、工藤哲巳、奈良美智 ほか

    Ⅰ-④あのとき、ここで
    写真が普及した19世紀後半以降、天災や戦争、政治の変革といった歴史的な出来事は、報道写真を通して瞬時に世界中へ伝えられ、人々の中に共通の記憶を形づくってきました。美術家たちは一方で、そういった災禍のなかを生きる市井の人々や、時間の経過とともに忘れられていく記憶を、象徴的なイメージをとおしてわたしたちに伝えます。
    本章では、歴史的瞬間とそこに立ち会った人々や、その動乱のなかでも変わりない日常を送る人々を捉えた作品、あるいはそういった事象が時間とともに変化するさまを見つめた作品をとおして、出来事と場所、時間の関係について考えます。

    出品作家(予定)
    ビル・ブラント、ロバート・キャパ、アンリ・カルティエ=ブレッソン、アルフレッド・アイゼンシュタット、ディヴィッド・シーモア、エドワード・スタイケン、土田ヒロミ、浜口タカシ、米田知子 ほか

    第2部 WORLD:世界のかたち
    さまざまな素材やイメージを構築して紡ぎだされる美術作品は、芸術家それぞれの世界観の表徴であり、世界の構造についてのひとつの解釈でもあります。象徴化された「世界の縮図」としてのアートのありようを、3つの視点で紹介します。

    Ⅱ-①イメージをつなぐ [ゲスト・アーティスト]今津景
    眼の前の光景をありのままに描くのではなく、さまざまなモチーフを繋ぎあわせてひとつのヴィジョンを形づくる手法は、古今東西の作品に見て取ることができます。
    本章では、その「繋ぎあわせ」の手法を根幹においた絵画で注目をあつめる画家・今津景による幅5m近くにおよぶ大作を展示し、当館のコレクションの中核をなすシュルレアリスム絵画をはじめとする作品群を対峙させます。古典的な油彩画の技法に現代のテクノロジーを取り込み現実を超えた世界像を描き出す気鋭の作家との出会いをとおして、美術史における「引用」「変容」「接続」といった主題と表現手法について再考します。

    出品作家(予定)
    ポール・デルヴォー、オスカル・ドミンゲス、マックス・エルンスト、ヴィフレド・ラム、マン・レイ、フェルナン・レジェ、イヴ・タンギー、福沢一郎、福田美蘭、横尾忠則、今津景 ほか

    Ⅱ-②モノからはじめる [ゲスト・アーティスト]菅木志雄
    今日、造形作品に用いられる素材は限りなく多様化しています。従来の「表現のための材料」という位置づけから脱し、それ自体がモチーフであり、その組み合わせが表現の根幹をなす作品も多くみられます。
    本章では、1960年代末に「もの派」の作家として出発し、今日もなお第一線で活動する菅木志雄をゲスト・アーティストに招聘。1999年に当館で開催した個展において発表された大規模なインスタレーションが、20年ぶりに同じ場所に展示されます。さらに、美術史のなかに脈々と継承される「素材=主題」としてのアートを当館のコレクションからピックアップし、素材同士の出会いの空間を創出します。

    出品作家(予定)
    ナウム・ガボ、アレクサンドル・ロトチェンコ、クルト・シュヴィッタース、ウラジーミル・タトリン、フリードリヒ・フォルデンベルゲ=ギルデヴァルト、斎藤義重、菅木志雄 ほか

    Ⅱ-③ひろがる世界
    モチーフが集積し、細胞のように複雑に絡みあって形づくられる抽象的イメージ。要素をそぎ落とし、極限まで単純化することで得られる、それ自体で完結しつつも「無限」を想起させるイメージ。あるいは窓外の風景のようにこの世界の断片を切り出し、フレームの外まで拡がっていくようなイメージ。いずれも、アーティストが独自の視点と解釈をつうじて象徴的に表現した、それぞれの「世界のすがた」といえるでしょう。展覧会の末尾を飾る本章では、限られた大きさをもつ造形のなかに小宇宙的世界を紡ぎだした作品群を紹介します。収縮一拡張、微視一巨視、有限-無限、といった対極の概念をはらむさまざまな世界の像が、ひとつの空間のなかで対面します。

    出品作家(予定)
    ピーター・コフィン、サルバドール・ダリ、オスカル・ドミンゲス、マウリッツ・コルネリウス・エッシャー、岩崎貴宏、國領經郎、菅井汲、辰野登恵子、田中敦子 ほか

    関連イベント

    ■束芋 アーティストトーク
     日時:2019年5月18日(土)14:00~15:30(13:30開場)
     講師:束芋(本展ゲスト・アーティスト)
     会場:レクチャーホール(定員220名/先着順)
     参加費:無料(事前申込不要)

    ■菅木志雄 上映&トーク
     日時:2019年6月2日(日)14:00~16:30(13:30開場)
     上映作品:『存在と殺人』(脚本・監督:菅木志雄/1998-99年/86分)
     出演:菅木志雄(本展ゲスト・アーティスト)
     会場:レクチャーホール(定員220名/先着順)
     参加費:無料(事前申込不要)

    ■学芸員によるギャラリートーク
     日時:2019年5月4日(土・祝)、6月1日(土)いずれも14:00~14:30
       2019年5月17日(金)、6月21日(金)いずれも18:30~19:00
     会場:企画展展示室 
     参加費:無料(事前申込不要、当日有効の観覧券が必要)

    主催・協賛・後援

    主催:横浜美術館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)、神奈川新聞社、tvk(テレビ神奈川)
    助成:一般財団法人地域創造
    協力:みなとみらい線、横浜ケーブルビジョン、FMヨコハマ、首都高速道路株式会社

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