神川智子 海辺の考察 2018

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会 期
20190311日 -  20190316
開催時間
11時30分 - 19時00分
最終日は17:00まで
入場料
無料
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
g-hinoki@axel.ocn.ne.jp
情報提供者/投稿者
開催場所
ギャラリー檜B・C
住所
〒104-0031 東京都
中央区京橋3-9-9 ウインド京橋ビル2F
最寄り駅
宝町
電話番号
03-6228-6361

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

2018年3月から千葉県銚子市犬吠崎に滞在し制作したミクストメディアやデッサンなど約20点を展示する。
ギャラリー檜Bでの展覧会です。

作家のコメント
銚子には以前幾度も訪れていて、ここの自然の状態や環境が気に入り、2018年3月に犬吠に移り住んだ。黒生辺りから屏風浦まで海沿いを徒歩や自転車で散歩するのは楽しい。海辺には数億数千年の年月が横たわっている。とりわけ私が目を惹かれたのは犬吠の海辺にある岩石だった。岩石の表面には、長い歳月の間に千変万化した数多のエレメント、生きた自然の営みによる造形が見られる。太古の生命やそれらの生活の痕跡、波や風によってできた模様、地球内部の活動によってできたフォーム。
私がぼんやりと曖昧模糊として感じていた理想の表現形式が、犬吠の生きた自然の中に感じられた。
おそらく生成されるものは自己の形のイメージとそうならざるをえないという宿命を持ちながら、外界の自然の諸力の影響を受け、融合し、内からも外からも微調整をしながら形成される。そしてそれらは私が想像できない広大な時間の中で繰り返し変容し続けていく。ここにいると全ては永遠の営みの中にあり、全ては造形の過程であると感じられる。
犬吠の海岸にある岩石、将来岩石や地層の小片となるのであろう海辺に見られる海辺を構成しているもの、それらの線、それらの姿態、それらの佇まいから造形のヒントを貰い、作品制作のエッセンスとした。

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