ショージ・スタマタキス展 「木の庭」
会期: 2019-02-11 - 2019-02-16
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
インスタレーション
絵画
現代アート
開催内容
「ジョージ・スタマタキスは言う。私たちを取り巻く全てのものが物語を伝えていると。それならばどの物語を選び、それをいかに最善の方法で伝えるのかは作家次第だ。スタマタキスの過去作と同様、インスタレーション『Wooden Garden(木の庭)』は大きな物語の一部である。それは個人の物語であると同時に、集合的な物語でもある。」
「彼の色使い、描画のテクニック、そして振る舞いはヨーロッパの偉大な画家たちの古典的な西洋の風景画にインスパイアされているが、紙と木と水墨を含むインスタレーションは日本美術の顕著な伝統を参照している。その結果、艶やかな長いブラシストロークによる追憶の絵画は、風景を描き出す一種のロマンチックな方法で、日本の素材の透明感、そして厳格さと組み合わされる。」 ー ガリニ・ラザニ(学芸員、キュレーター)のテキストより抜粋
現在来日しているギリシャのアーティスト、ジョージ・スタマタキスは、群馬県の山間の村とそこに残された廃校をテーマに、アートプロジェクトを進めています。そのプロジェクトの一つの断面として展開される今回のインスタレーションでは、林立するモノクロームの絵画が鑑賞者の経験と記憶を呼び覚まし、自然に抱擁された人間の営みへの様々な感情を呼び起こすことになるでしょう。