幾へにもーふたつの旅ひとつの物語

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会 期
20190122日 -  20190127
開催時間
12時00分 - 19時00分
最終日 16:00まで
クリエイター在廊

全日在廊致します。
入場料
無料
展覧会の撮影

複写的な撮影はご遠慮ください。
作品の販売有無
販売有 30,000円 ~ 100,000円(税別)
お買い上げいただいた作品は展示終了後発送となります。
子連れ
この情報のお問合せ
千代田路子 090-5436-5684、 michikochiyoda@gmail.com
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
Roonee 247 fine arts
住所
〒103-0001 東京都
中央区日本橋小伝馬町17-9 さとうビルB館4F
最寄り駅
馬喰町
電話番号
03-6661-2276

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

この度、千代田路子写真展「幾へにも−ふたつの旅ひとつの物語」と題して、共通のテーマを持つ二つの作品、八百屋お七を模した人形に出会ったことをきっかけに制作した作品「おしち」と亡くなった母への思いについて考え制作した作品「新しい旅の始まり」を展示いたします。

◼︎作品について
全ての人には誰かしら亡くなった大切な人がいます。それは家族や最愛のパートナーであったり、友人、恩人たち。大切な故人は忘れがたく、私たちは時に鮮やかに思い出します。けれど、その亡くなった人へのさまざまな思いは複雑で、その大きさや深さに囚われてしまうことはないでしょうか。
2009年に父親が、2015年に母親が他界した後に、二人に対する思いに当惑し、特に母への思いとどう向き合っていけば良いのだろうかと考えさせられている自分がいました。
今回発表するふたつの作品「おしち」と「新しい旅の始まり」は、そのように故人に残された自分をきっかけとして制作したものです。
それぞれ違う物語ですが、「おしち」は主に出雲など西日本へ、「新しい旅の始まり」では東北の海へ、どちらも巡礼に似た旅をしながら撮影した写真で構成されています。おそらく私は日常を離れ内省し、作品を作ることを通じて両親への喪の作業をしていたのだと思います。

「おしち」
”八百屋お七”を模した人形に出会ったことで制作しました。恋人に会いたい一心で火つけを犯し処刑され、残された恋人は僧となり、生涯巡礼の旅を続けたという江戸時代の物語です。私は僧となった恋人が残生を賭して巡礼したという心に動かされ、出雲など西国巡礼をしたとされる僧ゆかりの地を訪ね、撮影を行いました。

「新しい旅の始まり」
長い闘病生活の末に母が亡くなった後に、生前行きたいと言っていた海を巡る旅をしました。主に母のゆかりの地である東北の海を巡り、また死者と出会えると言われている恐山を訪ねて、撮影を行いました。

◼︎展示作品:「おしち」「新しい旅の始まり」の作品 合計40点前後

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