開催時間 |
10時00分 - 20時00分
最終入場は19時30分まで |
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休み |
2月12日(火)、2月25日(月)、3月11日(月)
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入場料 |
有料 一般1,200円(1,000円)、大学生・70歳以上1,000円(800円)、高校生以下無料 ※()は前売・15名以上の団体割引料金。 ※前売券の販売は12月22日(土)~2019年2月8日(金)。 ※月曜日は前売料金で入場できます(休館日を除く)。対象日:2/11、18、3/4、18 ※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額。 ※本展のチケットでコレクション展にも入場できます。 |
作品の販売有無 |
展示のみ
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この情報のお問合せ |
長崎県美術館
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情報提供者/投稿者 |
住所 |
〒850-0862 長崎県
長崎市出島町2番1号 |
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最寄り駅 | 出島電停 |
電話番号 | 095-833-2110 |
青木野枝は、大学在学中より一貫して鉄を素材に作品を制作してきた彫刻家です。その作品の佇まいは「鉄彫刻」という言葉が呼び起こすイメージとは対極にあるものです。工業用の鉄板を溶断し切り抜いた持ち運び可能なピースの一つ一つを、まるで空間に置いて行くように溶接し、つなぎ合わせることで生み出される作品。それは、まるで空中に描かれたドローイングのように展開し、見る者と空間を共有しつつ、その空間そのものの質と意味を鮮やかに変容させるのです。空気中に漂う水蒸気や微粒子など我々を取り巻く目に見えないものたちの存在、日常のうちに何気なく目にした物事から得た心の揺らぎ、自らの実感に根差した世界観。それらをモチーフに、それに見合う美しい風景を呼び覚ますこと。青木の作品は、そのための媒体として存在するもののようにも思えます。
この展覧会は、九州の公立美術館においては初となる青木の個展です。近作および新作のインスタレーションによって構成される本展では、石鹸や石膏など近年青木が鉄とともに用いてきた素材に加え、色ガラスという新たな素材を使用した作品も公開されます。長崎市に深い関わりを持つ家系に生まれた青木。長崎という土地と作家としての青木とがはじめて出会う機会となるこの展覧会で新たに生まれる風景を、ぜひご覧ください。
青木野枝(あおき・のえ/1958年、東京都生まれ)
1983年、武蔵野美術大学大学院造形研究科(彫刻コース)修了。80年代半ばから個展や各種グループ展を通して次第に注目を集め、1995年には国立国際美術館で、2000年には目黒区美術館で、また2012年には豊田市美術館と名古屋市美術館(2館同時開催)で個展を開催。2014年には第55回毎日芸術賞を、2017年には第40回中原悌二郎賞を受賞するなど近年ますますその仕事への注目が高まっている。
■アーティストトーク
展覧会の会場を巡りながら、自身の活動に対する思いや制作現場の様子などを作家本人にお話しいただきます。お気軽にご参加ください。
日時:2月9日(土)14:00~15:00
場所:企画展示室
講師:青木野枝(本展作家)
料金:無料(ただし要本展観覧券)
■デモンストレーション「鉄の諸相:鉄をきる/くっつける」
作家本人によるデモンストレーション。バーナーで鉄板を溶断し切り抜いたピースを、再び溶接しつなぎあわせることで作品がかたちづくられる過程を実際にご覧いただきます。
日時:2月9日(土)、2月10日(日)各日11:00~12:00
場所:アトリエ前庭園
講師:青木野枝(本展作家)
料金:無料(どなたでもご覧いただけます)
■学芸員によるギャラリートーク
日時:2月24日(日)、3月10日(日)各日14:00~
場所:企画展示室
料金:無料(ただし要本展観覧券)
主催:長崎県美術館
共催:NIB長崎国際テレビ
後援:長崎県、長崎市、長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、長崎県立長崎図書館、長崎市立図書館、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎
助成:芸術文化振興基金
企画協力:ANOMALY