開催時間 |
12時00分 - 19時00分
|
---|---|
休み |
月火水休廊
ただし、9月19日(月 祝) 10月10日(月・祝)はオープンしています。 また、9月17日(土)18日(日)19日(月 祝) 20:30までープンしています。 |
クリエイター在廊 |
有
|
この情報のお問合せ |
Gallery OUT of PLACE
tel・fax 0742-26-1001 |
情報提供者/投稿者 |
|
住所 |
〒630-8243 奈良県
奈良市今辻子町32-2 |
---|---|
最寄り駅 | 奈良 |
電話番号 | 0742-26-1001 |
この度Gallery OUT of PLACEでは関西のアートシーンで異才を放つ中島麦の展覧会を開催します。
今回の展覧会では、会場スペースをダイナミックに使いながら映像作品をはじめ、中島麦の新しい側面を見せてくれる事になっています。
この展覧会は9月17日(土)、18日(日)、19(月祝)の3日間、NARA映像コテンパンダン展2011に参加しています。
上記3日間は中島麦の映像作品をプロジェクション上映します。(通常の会期中はモニターで上映しています)
また、この3日間は夜20:30までオープンしています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
中島麦の絵画を目の当りにすると、まるで青い空を見たときと同じ様な気持ちになる。
青い色をとりわけ多く使っているわけではないし、ただ明るく清々しいと言っているのでもない。
私が中島の絵と青空に感じるのは、ある種の快感である。
漠然とした幸福感とでも言おうか、とにかく見ているうちに距離感覚が剥奪され、はかり知れない大きなものに身をゆだねる快感をもたらしてくれる。
青空は宇宙そのものだ。
私達は青空を地球上の風景の一部と勘違いしがちだが、それは実は果てしない時間と距離を示す宇宙空間そのものだ。
青空を見つめることは、過去と未来を同時に体感する事に他ならない。
中島の絵に特徴的なべた塗りの平面は、まさに青空の均質な質感に近いし、明らかな筆跡が残る下のレイヤーは、まるで露出した過去の地層にさえ見えてくる。
いや、その不思議な紋様は、もしかしたら地球外生物からのメッセージをイメージ化したものだとも言えなくない。
本人にすれば、これらのモチーフは、旅先での風景や記憶に残る形から発想を得ているらしいのだが、作家の無意識が描き出すものは、
本人の意識など簡単に凌駕し、宇宙そのものような抽象作品にまで到達している。
中島麦のスケールは想像以上に大きい。
Gallery OUT of PLACE 野村ヨシノリ
−−−−−−−−−−−−−−−−−
9月10日(土)17:00- オープニングパーティ 参加無料
10月10日(月・祝)17:00- 作家によるクロージングパフォーマンス 参加無料
協賛:ターレンスジャパン