POORMEN SWIMMIN ANYWHERE, MEI SOUND SYSTEM PLAY ROARING

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    会 期
    20181206日 -  20181216
    開催時間
    18時00分 - 23時00分
    木・金曜日18:00-23:00 土曜日13:00-23:00 日曜日13:00‐18:00
    休み
    ※12月10日(月)~12日(水)は休廊
    入場料
    無料
    展覧会の撮影
    この情報のお問合せ
    090-5475-5326(佐藤)
    イベントURL
    情報提供者/投稿者
    開催場所
    IAF SHOP*
    住所
    〒810-0022 福岡県
    福岡市中央区薬院3-7-19-2階
    最寄り駅
    西鉄薬院
    電話番号
    090-5475-5326

    詳細

    参加クリエイター

    展覧会内容

    展覧会タイトル:POORMEN SWIMMIN ANYWHERE, MEI SOUND SYSTEM PLAY ROARING
    作家名:ハシグチリンタロウ
    会期:2018年12月6日(木)~16日(日)
    時間:木・金曜日18:00-23:00 土曜日13:00-23:00 日曜日13:00‐18:00
    ※12月10日(月)~12日(水)は休廊
    料金:入場無料
    場所:IAF SHOP*
    福岡市中央区薬院3-7-19 2F
    TEL:090-5475-5326(佐藤)
    http://iafshop.tumblr.com/

    〇展覧会内容
    ハシグチリンタロウは書家である。が、日々研鑽を重ねた結果大枠で言えば所謂前衛書道家に括られる存在となっている。しかし一般的にイメージされるそれとは違い例えばグラフィティ的な要素も強く、展示空間全体を作品化することにも長けていて、若い人たちにも十分インパクトを与えることができる作家である。
    リンタロウは今年の1月の終わりに4日間だけIAF SHOP*で展覧会を行った。しかしそれは急遽行われた即興的な展示であり、その時に今年中にもう一度正式な展覧会をやろうと約束した。彼はそれを忘れていなかったようである。
    今回の展示は、大型の書作品を会場全体に展開する、それ以外は「なんでもない」ものとなる。

    〇作家からのコメント
    「POORMEN SWIMMIN ANYWHERE, MEI SOUND SYSTEM PLAY ROARING」

    ある時、パンクを聴きながらノートに落書きをしていたら、ガシャガシャした音とかボーカルの割れた声とかことばの塊と自分の中の何かが共鳴して、文字にならない直線とかギザギザしたものが出てきた。

    それを見ていたら、漢字やひらがなよりもシンプルで直線的なアルファベット、英語を使ったらどんな作品が出てくるだろうか?と思い、やってみることにした。

    すると、文字がくっついた塊みたいなものが飛び出してきた。
    吐き出すような感覚、飛び出すようなことば、それが自分にとってしっくりくるものだったのだと思う。

    それから先はあっという間にそういう作品が増えていき、文字としての役割をほとんど果たせていないその溶けた塊のことを(MELT lang)と呼ぶことにした。

    スマホを見ているとニュースサイト、SNS、いろんな人のいろんなことばが文字に変換されて溢れ返っている。
    そんな情報過多の世の中で、人が何かを表現すること、文字を記すということについて考える。文字とは、通常は意思疎通のために用いられるものだから、自ずと社会性や公共性を持つ。

    その底には意思疎通によって他者とつながる志向、伝えたい・わかり合いたいという欲求がある。
    だけど、それがうまくいかなければ自然と周辺へと押し出されていくことになる。どうしたらいいのか。
    それにもかかわらず、言語による力関係はより強固になってきているように感じる。

    でもよくよく考えれば、実際にはそうしたどこのポジションにも座れないことばや文字は、世の中のいたるところにきっと溢れていて、ロジックの仕組みや力関係から疎外されるものの中に、そこから抜け落ちた、見落とされた、何かが埋もれているんじゃないか。

    僕は文字や記号を書いて作品を作っている。だけど、ほとんど読むことができないものになってしまうし、疎通の用に適合していない文字やことばは、ロジカルな世界では無力かもしれない。

    作品に書かれているものは、日々ノートに書き付けた断片的なことばや、短い文章が元になっている。それらは書き付けられることがなければ、多分頭の中に浮かんですぐに忘れ去られてしまうだろう。

    一つひとつはただの断片にしか過ぎないけど、蓄積されていく中で方向性を持ったまとまりとして浮かび上がってきたり、あるいは、突然結びついたりする。結びつく瞬間はスパークであり、ジャンプだ。

    それが起こるのは、断片的なことばが不完全だったり完結していないからこそ、他の何かと結びつく可能性があるのだし、本来消えていくはずだったものの反抗というのもあるような気がする。

    そういうことで言えば、ノイズというのは本来不要な音の成分のことを指す。
    だけどガンガンにひずんでいるパンクのノイジーなギターは、そうした世の中の合理から切り捨てられるものが重要な要素になって、ひっくり返って光ることがあるんだと僕に教えてくれた。

    そういうことがこういう作品を作らせているのかもしれない。
    ロジカルな世の中にこういうものを置いておく、しかもでかい紙に書いて、というのが僕のやりたいことだ。メモ書きだけじゃ物足りないから。それはバンドキッズが、新しい曲を作ったらアンプにギターを突っ込んででかい音でジャーンと鳴らしたいと思うのと、多分同じようなことなのだと思う。

    そうしたものを作り続けていて、(MELT lang)と仮の名前で呼んでいる作品群は、今では文字の形態だけでなく、意味、関係にも及んでいって、そうしたものが溶けるだけではなくぶつかったり組み合ったり、分離したりして拡張している。
    それは手で書くということが、本質的に、論理や整合性だけではなくて、矛盾や破綻をも含めてそこに表すことができるということなのだと思う。そうしたものを存在させておくというのが僕にとっての願いであり、自由であり、可能性を持ち続けるということだと思っている。

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