5感+1つの感性 絵を見ておしゃべりしよう!展
会期: 2018-12-08 - 2019-02-24
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
平面
開催内容
「視覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」「味覚」にまつわる5つの部屋に、創造力を働かせながら鑑賞する第六感を加え、新しい切り口で所蔵作品を紹介します。
所蔵作品による「5感+1つの感性 絵を見ておしゃべりしよう!展を開催します。
人間や動物の感覚機能をよく五感といい「視覚」「嗅覚」「聴覚」「触覚」「味覚」の五つであるといします。これらになぞらえた5つの部屋に加え、第六感の部屋として、想像力を働かせて対話しながら鑑賞していただける部屋によって所蔵作品を紹介します。
最初の部屋は「視覚」。滝波重人、勝呂忠、木村一生の色彩豊かな抽象作品か展示の幕開けを飾ります。二番目の部屋は「嗅覚」。匂うがごとくに咲き誇る花や花器のとりどりの作品をお楽しみください。三番目は「聴覚」。風の音がそよぐような風景、ギターや楽器をもった人物など、作品から聴こえてくる音に耳を登ませてみましょう。
四番目は「触覚」です。この部屋では、昨年一月に亡くなった彫刻家で、大磯に長く住んだ保田春彦の金属彫刻を屋示します。
五番目は「味覚」。身近な果実を描く作品は古来から存在し、作家は果実に豊かに実る豊穣の大地を感じ、崇高な造形の美や、大きな塊としての彫刻性を表現してきました。
映画界で「The Sixth Sense」がヒットしたのは20年前。第六感の存在を扱って衝撃的なラストを迎えるシナリオでしたが、本展では六つ目の部屋として、物語性があってイマジネーションが広がっていくような作品を選び、感性が刺激されるような部屋にしています。絵に向き台い、思ったことを言葉にしてみましょう。
美術鑑賞には正解がありません。おなじみの作品から、ふだんあまり展示されてこなかった初公開作品まで、多彩な作品をどうぞご堪能ください。