大友真志写真展「GRACE ISLANDS─南大東島、北大東島」

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会 期
20110823日 -  20110930
開催時間
12時00分 - 20時00分
休み
月曜日
作品の販売有無
販売有
この情報のお問合せ
photographers' gallery
03-5368-2631
info@pg-web.net
イベントURL
情報提供者/投稿者
開催場所
photographers’ gallery
住所
〒160-0022 東京都
新宿区新宿2-16-11-401 サンフタミビル4F
最寄り駅
新宿三丁目
電話番号
03-5368-2631

詳細

参加クリエイター

展覧会内容

本展『GRACE ISLANDS─南大東島、北大東島』は、北海道出身の写真家・大友真志が沖縄県に属する小さな島、南・北大東島を取材し、構成されます。沖縄本島から東へ約360kmの沖合に位置する、かつて無人島だった島は、1900年に八丈島出身の実業家・玉置半右衛門によって開拓が着手され、サトウキビの単一栽培が行われていることから「シュガーアイランド」とよばれることもあります。大友は近年、自身が生まれ育った北海道の風景や、北広島市に住む家族のポートレートを継続的に制作・発表してきました。北海道と同じく、大東島が明治期に「開拓された」歴史を持っていることを契機とし、大友は大東島を訪れ、通うことになります。実際に島を訪れた大友は、「開拓されてからまだ歴史の浅い大東島の風景は、人の気配がわずかに感じられる程度で、原野の面影が残る北海道郊外の風景に似ていた」と語っています。
池、草むら、林、石、隆起珊瑚の岩などの自然を捉えた中に、サトウキビ畑、製糖工場、貯水池、ポンプ、ホース、給水塔、墓地、ガードレール、電柱などが、大東島特有の植物とともにあまり目立つことなく写されています。一見、主題とよべるようなものは判然としませんが、しかし、何もとりこぼすものがないように入念に写し取られた写真からは、ゆるやかにこの島の風景の全体が立ち現れるようです。

おそらく大友の風景写真の性格を特徴的なものにしているのは、主題や被写体と呼びうるものからの遠ざかりと、風景を「そこ」に停留させておくことへの意志なのだ。だからその風景との対峙はいつも、「写す」というよりも写り込んでしまうものを再び注視することによって成り立っている。風景とは、ついに特定の要素への集中的な関心に還元しては見失ってしまう「全体」のことだと、大友の写真は伝えている。(倉石信乃「島の明け」、大友真志写真集『GRACE ISLANDS』テキストより)

関連情報

大友真志写真集『GRACE ISLANDS──南大東島、北大東島』刊行記念トーク「孤島へ」
仲里効(批評家)×倉石信乃(写真史)×大友真志
2011年9月10日(土)19:00~20:30
料金:1,000円 定員25名 ※要予約

『GRACE ISLANDS』の撮影地である南大東島に生まれ育ち、「沖縄」そして「日本」の関係において思索を深めてこられた仲里氏と、「琉球弧」という言葉に象徴される島嶼を結びつける視点に抗って、特異な「外れ」と「途絶」を体現する場=孤島として大東諸島を捉えた論考「孤島論」を『photographers' gallery press no. 10』に寄稿された倉石氏を交えてのトークに、ご期待下さい。

ご予約・詳細はこちら: http://www.pg-web.net/documents/event/2011/daitojima/index.html

※当日、大友真志展「GRACE ISLANDS──南大東島、北大東島」は、18時に閉廊いたします。

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