川島 清 鉛の記憶
会期: 2018-11-05 - 2018-12-01
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
彫刻
開催内容
川島清は1986-88年にAsian Cultural Council の助成を受けて渡米。P.S.1プロジェクト(ニューヨーク)に参加。‘93年「川島清 内層の視点-Observation」いわき市立美術館、「90年代の日本-13人のアーティストたちの提言」ローマ市立フォルクローレ美術館、デュッセルドルフ美術館、’00年「ART TODAY 2000-3つの回顧から」セゾン現代美術館等に出品。個展を発表の中心として精力的に制作活動を続けています。
近年は’06年「彫刻なるもの-川島清、土谷武、若林奮の作品から」いわき市立美術館、’13 年「ミニマル|ポストミニマル 1970年代以降の絵画と彫刻」宇都宮美術館に出品。さらに’16年には川越市立美術館、いわき市立美術館において開催された新作を含む大規模な個展が好評を博すなど、日本を代表する彫刻家の一人として活躍しています。
鉄、鉛、木、石膏など重厚な素材を用いて構成される川島の作品は、身体を通して紡ぎだされる言葉とともに構築された空間が提示されます。今年5月に開催した個展では1mの大判ドローイングを出品しましたが、今回の新作展は1.6mもの鉛にインクを施した彫刻作品を中心に発表いたします。お見逃しなく是非ご高覧下さい。
[本展リーフレットより一部抜粋]
それらが縺れあいながらそうは多くはない奇妙な連鎖が生まれ、そして刻まれる。それは値する(墓を掘る)導きがある —— 。同時にそれは与えられた知を持ってしてはとうてい解することがないまったく異なる次元の境目にある美につながる始まりとする確かなものとして、とらえることができるはずなのである。
川島 清