林 信男 展
開催概要
開催内容
「絵画として、物質として、ささやかでありながらも、ある雰囲気をもち、自立し存在する堅固なものを作りたいと願っている。そして、そこにある淡い色の帯は、遥か彼方の水平線をのぞむ黄昏の海となり空となり、様々な思いや記憶の扉を開ける光の滴となればと思う。」
薄い絵具の層を塗り重ね、限りなく透明な光そのものに近づきながらも、優しく繊細な色彩が寄せては返す波のように連なっていく林信男の絵画。めまぐるしく喧騒に満ちた現代社会を生きる私たちが求めてやまない心の平衡が、そこに浮かび上がっているように思われます。