桜井久実 作品展 -やどるかたちー
開催概要
開催内容
道具や家屋の廃材から彫り出した木彫作品、「やどるかたち」のシリーズを展示。10点。
ギャラリー檜eでの展覧会です。
作家のコメント
役目を終えた木材に宿るもの
古道具や廃材の佇まいに魅かれ、見つけると持ちかえってアトリエに転がしておくことが多い。すぐには使い道は分からないが、あるとき不意に形が現れ、作品になっていく。もしかするとそれは自分が思いついたのではなくて、廃材の中の九十九神のようなものに作らされているのではないか…そんな気がしてくる。アトリエに放置している期間は、廃材の中に棲む何かがゆっくりと外へ出てくるのを待つ時間なのだ。いたずら好きな彼らは現役の間も、家の中で、道具箱の中で、いつかその役目を終えて思い思いの形へ変貌を遂げる日を心待ちにしているのかもしれない。
作品写真キャプション
「鴨居だった」 廃材(鴨居)、柿渋 210×94×45mm