若手アーティスト支援プログラムVoyage 氏家昂大・田中望展 土のみち 土のさち

開催概要

会期
2018年07月07日 〜 2018年08月26日
会場
塩竈市杉村惇美術館 (宮城県塩竈市本町8番1号)
参加クリエイター
田中望 / 氏家昂大
ジャンル
アート
タグ
ギャラリートーク、芸術、陶芸、ワークショップ、アート、絵画

開催内容

若手アーティスト支援プログラムVoyage
氏家昂大・田中望展 土のみち 土のさち


4回目を数える今回は、若手作家の陶芸家・氏家昂大、画家・田中望のお二人をご紹介します。

氏家は、日本の伝統的な陶芸の文脈をふまえながらも、釉薬のひび割れ「貫入」に漆を染み込ませる効果性を自在に活かすなど、技法上の独創性がひとつの特徴といえます。そして、歪みや自然な動きを加えるなど、一作ごとに個性豊かな表情を見せる作風は、素材に秘められた可能性を存分に引き出しています。

田中は、各地のフィールドワークや資料調査に基づいた制作プロセスをふまえながらも、土地の歴史や伝承をそのまま史実的に伝えるのではなく、自身の実体験も基調にした作品を制作しています。現代の民話ともいうべき寓意性に富む作品群は、人間と自然の循環という普遍的な営みに根ざしながら、場所と人間の関係性を問いかけています。

本展は、幾重とも知れぬ地層をたどるかのように、両作家の作品を通して私たちが生きる土地の歩みや恵みに思いを寄せ、改めて見つめあう機会になればと企画しました。
両作家が地域に潜む歴史や文脈にもとづきながら、あらたな息吹を感じさせる作品群が、地域の魅力の再発見・再評価につながり、場所の成り立ち、そして未来に思いを拡げていくきっかけとなれば幸いです。




若手アーティスト支援プログラム「Voyage」とは、これからの活躍が期待される若手アーティストの可能性に光をあて、新たなステップを提供することを目的に、展覧会を中心としてトークやワークショップ等多様な表現の機会を設ける事業です。多くの人々にとって新たな才能や感性と出会える場となるよう毎年度ごとに異なるプログラムの展開に取り組んでいます。
※本事業は企画・作家選定にあたり、東北芸術工科大学の特別なご協力をいただいています。

若手アーティスト支援プログラムVoyage 氏家昂大・田中望展 土のみち 土のさち