赤池完介 「(I wanna) Enjoy My Life More」
会期: 2018-07-29 - 2018-08-08
開催場所: AL
参加クリエイター:
展覧会詳細
展覧会ジャンル:
アート
展覧会タグ:
ステンシルアート
トークイベント
平面
開催内容
ステンシルとスプレーワークで描画していくステンシルアート。ニューヨークのグラフィティアートに端を発し、90年代以降多くのクリエイターが多用した手法ですが、その手法だけが持つポップさと味わい深さに着目し、ストリートカルチャーの文脈から捉えるのではなく、繊細な画力で日本的なモダンリビングにも溶け込みやすい独特な話法として活かし創作してきたのが、赤池完介氏です。
日常の風景や人物、静物など、彼の眼に写ったものが驚くほど細かいナイフさばきでステンシルに加工され、多重的な色彩表現をもって平面に定着されます。仕上がりはどこか工芸的な味わいを帯び、紙やキャンバスを超えてインテリアや衣類にまで展開。現在は南伊豆のアトリエを拠点に、より彼自身のルーツに向き合いつつ創作を続けている赤池氏は、様々な広告やイベント、雑誌などで作品が発表されるたび、その比類のない美意識が称賛を集めています。
本展は、約5年ぶりにGALLERY SPEAK FORで企画される個展です。最近の表現活性化のもとには、活動再開したHi-STANDARDのライブや音楽があるという彼。その楽曲の歌詞からタイトルをひいています。風景を中心にサーフボードなど現在の生活環境や仕事からインスピレーションを得たものや、海の季節にマッチしたポップでノスタルジックな作品など、近作を中心に自薦の大小約30点を展示・販売いたします。また、手刷りのステンシルプリントによるシャツやバッグなどを販売する他、お客様の持ち込みアイテムにアートワークを刷るイベントなども予定しています。
プロフィール | 赤池完介 ステンシルアーティスト
1974年京都生まれ。美大在学中よりシルクスクリーンや印刷コラージュなどプリントメディアによる表現を研究し、卒業後本格的に作品制作を始めた。2013年に個展「Stencil Stories」(GALLERY SPEAK FOR)を開催。最近では「車椅子バスケットボールWORLD CHALLENGE CUP 2018」ポスターや、「Hi-STANDARD x スカパー!#playthegift キャンペーン」ポスターなど、多種のマーケティングでアートワークを担当。各種ショップなどでのステンシルイベントも人気が高い。
http://www.akaikekansuke.com/