小川 浩子展 「Janus」
開催概要
開催内容
[作品の紹介]
今年で12回目を向かえる「新世代への視点2011」展では小川浩子をご紹介いたします。
小川は岩塩と黒鉛の素材を用いて、ギャラリー内に精神的な磁場を出現させるインスタレーションを展開。Janus/ヤヌスと題された本展は、物事の相反する二面性とその繫がりをテーマにしている。作品の支持体となる岩塩は百合の雄しべを、黒鉛(グラファ
イト)は百合の雌しべをメタファーとして無数に模刻したものをそれぞれ画廊内に積み上げて展示する。
また、それぞれの模刻で出た削粉を使用した平面作品も同時に展観する空間は、見る者に様々なイメージを想起させるだろう。
※ヤヌス(ローマ神話の物事の始めと終りをつかさどる双面神)
[作家コメント]
物事はすべて相反する両面性を包含し
乖離を生み出す事もある
けれど 梢のように延びる流れの両端は繋がっていて
無数の弧を描いてはまた同じ流れをたどっている
わたしたちはその境界を漂いうつろう不確かな存在だ
水の惑星に落ちた以上 どんなに遠くへ流れついても
いずれまた元の場所へ戻っていく
たとえ歪んだ弧を描くとしても