亀山サ苗の染付うつわ展 「雨、あがる。」

開催概要

会期
2011年07月16日 〜 2011年07月28日
会場
アートスペース油亀 (岡山県岡山市北区出石町2丁目3-1)
参加クリエイター
亀山サ苗
ジャンル
クラフト
タグ
陶磁

開催内容

昨年、アートスペース油亀にて個展を開催した、亀山サ苗さん。
今年はさらにパワーアップして岡山にやってきます。

前回の個展では、「染付」という技法でつくられた亀山さんの絵に、多くのお客様が虜となりました。

九州は熊本、天草で染付のうつわを制作する亀山サ苗さん。
有田で修行、ドイツでデザインを学びました。
日本一の石ともいわれる、天草陶石で形をつくり、一筆ずつ、丁寧に手書きで絵を描きます。
ドイツでデザインを勉強したからと言って、海外の青を使うのではなく、彼女が選んだのは、日本で古来から使われている呉須(ごす)。
固い岩の状態の呉須を砕き、すり鉢で何日もすりつぶし、さらさらの粉にしたものを水で溶きます。
描いているときは、墨汁のようなネズミ色ですが、窯の温度がぴたっと合えば、みごとに深い青が浮き上がってきます。

■亀山サ苗さんの作品の特徴
彼女の絵は、従来の染付とは一線を画します。
亀山さんの描く絵は、主に三種類。
一番目は、昔から伝わる、日本の伝統模様。
染付をするにあたって、伝統柄は欠かせません。
亀山さんの伝統模様の特徴。
それは、伝統模様に見えない!
こんなこというと誤解を招くかもしれませんが、伝統模様に亀山さんの個性が見事にマッチしているのです。
二番目は動物と鳥。
亀山さんの描く動物たちは、とっても面白い!
動物達の魅力をグッと引き出した表情とポーズが、大人気です。
三番目は、大江戸シリーズ。
亀山さんが描く、江戸時代の町人をモチーフにしたうつわ。
粋な江戸っ子たちが、うつわのなかで、いきいきと動いています。
飛脚や綱引き、町人の夫婦喧嘩。
江戸の町人達の日常が描かれたうつわは、亀山さんならでは!

今回の個展では、毎日の食事を彩る、亀山サ苗さんの最新作が約300点油亀で展示販売されます。
「染付といえば、そばちょこ」というぐらい、コレクターも多いそばちょこをはじめ、夏の味覚を演出するうつわたち。
ざるそばやソーメンにあう丼、冷麺にあう平皿。
豆皿・銘々皿はもちろん。
お茶碗、菓子器、ほうじ茶や紅茶、コーヒーにあうカップ。
タンブラーや、盛り鉢、ぐいのみ・片口などの酒器などなど。
多種多様のうつわが集まります。

亀山サ苗さん料理がとっても上手。
その腕前は「玄人はだし」です。
料理をする人が作るうつわって、本当に使いやすい。
亀山サ苗さんのうつわは、日々のご飯にぴったりのうつわばかり、染付のうつわの楽しみ方を教えてくれます。

この夏、アートスペース油亀は、染付の青と白に彩られます。
観る人の心を涼やかにする染付のうつわで、夏涼みはいかがでしょうか?

亀山サ苗の染付うつわ展 「雨、あがる。」