「 ± 複号の彫刻家たち展 」佐野藍・藤本明洋・松田重仁
開催概要
- 会期
- 2017年10月06日 〜 2017年10月16日
- 会場
- gallery&cafe みるめ (東京都調布市布田2-32-8)
- 参加クリエイター
- 佐野藍 / 松田重仁 / 藤本明洋
- ジャンル
- アート
- タグ
- トークイベント、彫刻
開催内容
「± 複号の彫刻家たち展」
アートに求められるものとその評価は時代とともに変貌し、新たな造形を生み出しています。
近年、伝統的手わざと、創造における独自性をともにもって、若冲や琳派が人気を博しているのも、伝統的で熟練した手わざを駆使するとともに、奇想とも評価される個性が表出している魅力に、成熟した鑑賞者たちが気付いたからといえます。そのような出現は古きに求めるだけではなく現代に、そして絵画だけでなく、彫刻や工芸という領域においても期待されています。
いま求められているのは、伝統的で熟練した手わざとともに、現代作家としての表現を併せ持った存在といえます。素材や原料を知り、技術や技法に根差した手わざを持つだけではなく、西洋ファインアートの空間演出を自らのものとし、個人として継続的に創作し変貌している「ふくごう」した存在です。
「複号」とは、併せ持つという意味の「複合」ではなく、彫刻の行為そのものを示し、記号で表せば「±」です。「+」とは「足す、加える」 行為であり、塑像に代表される足すことで生み出され表現です。これに対し「-」とは「減らす、削る」行為であり、素材から彫り出す創作を意味します。「復号」つまり彫刻本来の原点を見据えつつ、新たな彫刻の可能性へと挑戦していきたいと思います。