大須賀冬彦 展

開催概要

会期
2017年09月23日 〜 2017年09月30日
会場
Gallery 美の舎 (東京都台東区谷中1-3-3)
参加クリエイター
大須賀冬彦
ジャンル
アート
タグ
大須賀冬彦、抽象、油彩

開催内容

作者コメント

私にとって絵画の面白さは様々な物質が平面上で手仕事を経て、物質のままで何か別の質や空間に変換されてしまうことです。長年使ってきた油絵具は特に物質感が強い気がしていました。
ところがその中にありながらクリムソンレーキなどの染料系の色は何となく物質であることを拒否するような不思議な頼りなさで、はじめて油絵を描いた時からちょっと扱いかねる難しい絵具でした。その頼りなさがむしろ面白く感じ始めたのはいつからだったか…。

古典的なグレージングを繰り返して、ほぼ単色、または、相反する2色を使って描いた作品です。染料系の顔料を塗り重ねるのは、職人仕事のようです。
絵画のようでもあり、工芸のようでもあります。個人的な修行のようであり、実験でもあります。出来上がりは、抽象のようでもあり具象のようでもありますが、
でも、そのどれにも偏らないように用心しながら、塗り重ねています。

大須賀冬彦

大須賀冬彦 展