藤本絢子個展 夏果の残りび
開催概要
開催内容
画家 藤本絢子の京都では4年ぶりとなる個展。
「私の絵画表現の中で金魚とは、言葉にできない感情の揺らぎや衝動を乗せる“依り代”のようなものである。
金魚の持つ美しくも儚い、コケティッシュでありグロテスクでもあるという多面性に人の内面に通じるものを感じ、そして商品として大量生産、消費されていく様は人の中の欲の揺らぎが投影されているようにも感じる。
その瑞々しく艶やかな色彩や質感を通して、自らの中の言語化しようとすれば泡のように弾け失せてしまう微細な感情や衝動を他者と共有したいと考えている。
今回の個展は、“秋を迎えられず夏の夜を彷徨い続ける情念の火” というテーマのもと、十年に渡り描き続けてきた金魚というモチーフと改めて向き合ったものとなっている。」
藤本絢子