兼子 裕代 写真展 APPEARANCE-歌う人

開催概要

会期
2017年08月09日 〜 2017年08月15日
会場
銀座ニコンサロン (東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1・2階)
参加クリエイター
兼子裕代
ジャンル
写真
タグ
オープニングレセプション

開催内容

「APPEARANCE 」は2010年に子供が歌うポートレートシリーズとして、サンフランシスコではじまりました。その後、大人を撮影するようになり、正方形から長方形へとフォーマットが変化しました。歌を歌いながら、人は感情を表現します。メロディは「過去」や「未来」への想いを喚起し、リズムは内側から身体を刺激し、様々な表情と身振りが被写体の上に現れ消えていきます。一回の撮影はおよそ20分。その間、目の前で繰り広げられる感情の発露の瞬間を追いながら、シャッターを押していきます。
 被写体たちは主に、私が住むカリフォルニアのサンフランシスコやオークランドで出会った多種多様な人々です。共通するのは、他人の前で歌うという勇気を通じて自身をさらけ出しているということ。15年前にアメリカに移住し、外国人として疎外と受容を繰り返し経験してきた私にとって、その道のりを体現するようなプロジェクトとなりました。そしてその旅はまだ続いています。

作者プロフィール
青森県生まれ。1987年、明治学院大学フランス文学科卒。2002年、サンフランシスコ・アート・インスティチュート大学院留学。2005年同大学院卒業後、現在カリフォルニア州オークランド在住。2009年、アメリカの新人写真家に送られるサンタフェ・プライズ受賞、2012年、フィラデルフィア美術館ポートフォリオ・コンペティションにてファイナリスト、2017年、フォトグラフィックセンター・ノースウェスト(シアトル)のアニュアル展にて最高賞受賞。サンフランシスコ現代美術館、東京国立近代美術館をはじめ、アメリカと日本で発表を続けている。

兼子 裕代 写真展 APPEARANCE-歌う人