アートスペース油亀企画展 林拓児のうつわ展「 turning point 」
開催概要
開催内容
■■■ はじめに ■■■
岡山から瀬戸へ。瀬戸から再び、岡山へ。
場所を移しながら、常に風土の声に耳を傾けてきた。
己の想いを具現化するために。
常に新たな境地に挑み続けるために。
彼の視線の先には、何かあるのだろうか。
■■■ 林拓児さんの<貫入> ■■■
うつわの表面をコーティングするように施す釉薬。
釉薬の表面には貫入と呼ばれるヒビ割れのような模様が生じます。
林拓児さんの貫入作品の特徴は、うっすらと浮かび上がるような模様を貫入に入れている点にあります。
彼はドングリの帽子部分を水に漬けた栃渋を作り、貫入作品を漬け込むのです。
漬け具合により模様の出方も様々。
静寂な中に力強さを兼ね備えています。
■■■ 林拓児さんの<灰釉> ■■■
釉薬の調合に木の灰が使われることがあります。
灰の成分や、質量により、焼きあがる作品の表情も変わります。
独自に調合する釉薬と灰の成分に研究を重ね、ビードロを思わすような、美しい碧色が生まれるのです。
■■■ 林拓児さんの<粉引> ■■■
岡山に移住して、掘り出した粘土層。
林拓児さんの新たな挑戦が始まりました。
未知の土と向かい合い、不安定ながらも一期一会の焼き色を生み出す岡山の土。
野性味あふれる林拓児さんの粉引作品をお楽しみください。
すくい易さも考え抜かれた、石皿。
盛り付けのイメージが膨らむ、正八角皿、正角皿、楕円プレート。
使い勝手の良い、鉢やそば猪口。
毎日の食卓に欠かせない、碗やカップ。
水切れ抜群の、注器。
四季の草花をそっと引き立てる、花入れなどなど。
骨董を思い起こさせる、風格漂う「貫入」。
釉薬の調合に精通してこそ生まれる、美しい「灰釉」。
岡山の大地から掘り出した、粘土を使って焼き上げた「粉引」。
林拓児さんの技術が凝縮された、美しいうつわの数々。
最新作を含む、およそ800点の渾身作が一同に会します。
※作品はすべて展示販売いたします。
※期間限定のweb通販展も同時開催いたします。