斎藤文夫コレクション 浮世絵・神奈川名所めぐり

開催概要

会期
2017年04月15日 〜 2017年06月11日
会場
平塚市美術館 (神奈川県平塚市西八幡1-3-3)
ジャンル
アート
タグ
浮世絵、日本画

開催内容

 太平の世を謳歌していた江戸時代後半、多くの人 が旅に出るようになりました。その背景として、江 戸・日本橋を起点とした各街道が徐々に整備されて 道中の安全性が高まったこと、経済の発展により 人々の生活に余裕が生まれたこと、また、十返舎一 九作『東海道中膝栗毛』の大ヒットにより旅への関 心が強まったことなどが挙げられます。旅に出ることが叶った人々は、伊勢神宮などへの参詣を名目に、 東海道を上りながらの物見遊山を楽しみました。  

現在の神奈川県域は、江戸時代には武州(武蔵国)・ 相州(相模国)と呼ばれ、江戸の庶民が信仰した寺 社や古くからの景勝地が点在していました。江の島 や大山は信仰の場所として多くの参詣者を集め、金 沢は風光明媚な場所として、箱根は湯治場として人 気がありました。また、武州・相州には、京と江戸 を結ぶ主要な幹線道路である東海道が通り、平塚を はじめとする宿場町が賑わいをみせていました。各 地のそのような賑わいが、多くの浮世絵師によって 描き出されています。  

本展は、川崎・砂子(いさご)の里資料館館長・ 斎藤文夫氏が長年にわたって精力的に収集した浮世 絵の中から、神奈川県内の名所・東海道の宿場を題 材とした優品 200点をご紹介することで、郷土の 魅力を再確認しようとするものです。ここでご覧いただく名所の多くは、現在も変わらず私たちにとって馴染み深い観光地です。その今昔をお楽しみください。

前期:4月15日-5月14日
後期:5月16日-6月11日
※前後期で全点展示替え

斎藤文夫コレクション 浮世絵・神奈川名所めぐり