森滝 進 写真展 「TROPICAL DREAMER」
開催概要
開催内容
2004年、初めてのジャマイカは異文化に圧倒された日々だった。
アフリカをルーツとする黒人が送る日常に、
カリブ海に浮かぶ楽園といったお気楽ムードはない。
容赦ない陽射しを浴びてワイルドに育つ自然に囲まれ、
彼らは予定調和という言葉を知らずに暮らす。
システム化され便利になった東京での暮らしの中では
見つけにくいむき出しの生命力がそこにあり、遠慮なく襲ってきた。
ひたすらジャマイカに「撮れ」と言われるがままだった当時。
写真家としての未熟さを感じながら、後ろ髪をひかれて帰国した。
2度目の現地入りを果たすまでに過ぎた時間は12年。
昨年、ようやく冷静に撮りたい瞬間と向き合えた。
2度の旅路で残った、ジャマイカの一片の光景。
それは烈しい生き様の内に見えた、優しい素顔の数々である。