Gallery Photo/synthesis presents 須田一政写真展 「Hitchcockian」

開催概要

会期
2016年09月04日 〜 2016年09月25日
会場
Gallery Photo/synthesis (東京都新宿区四谷4-10 ユニヴェールビル102)
参加クリエイター
平賀淳 / 須田一政
ジャンル
写真
タグ
写真

開催内容

須田一政 「Hitchcockian」は2006年に制作されたまま発表されることなく眠っていた作品である。
今回 10年の時を経てGallery Photo/synthesisで日の目を見ることとなりました。

 サスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック。その映像は何度見ても飽きること無く、私が最も魅了される監督の一人である。
彼はある小論で「目をつぶって視覚化せよ」と述べた。彼のイメージによって作り出された背景、その背景の中でストーリーを運ぶ人物が彼の思惑通りに駒を進めていく。作品に偶然はない。コーヒーカップ一つにも暗示的な意味を持たせ、見る側は無意識に彼の仕掛けにはめられるのである。
その仕掛けの分解を私なりに試みたのが今回の作品だ。ストーリーを排除し、流れを止めて、自分のかかった罠を確かめる。執拗なまでのこだわりによって並べられた小物からは濃厚なフェティシズムの香りが漂い、私たちは見ていたものがヒッチコックの脳の内部だったことを思い知る。
「Hitchcockian(ヒッチコキアン)」は一人のヒッチコックファンである「私のコレクション」であり、ヒッチコックファンに捧げるもう一つの楽しみ方である。

2006年 須田一政

*この作品群は2006年に写真展を企画しながらも、そのまま今日まで寝かせていたものである。
発表にあたり、作品もテキストもあえて当時のままとした。

Gallery Photo/synthesis  presents 須田一政写真展 「Hitchcockian」