「没後20年 特別展 星野道夫の旅」
開催概要
- 会期
- 2016年08月24日 〜 2016年09月04日
- 会場
- 松屋銀座8階イベントスクエア (東京都中央区銀座3-6-1)
- 参加クリエイター
- 星野道夫
- ジャンル
- 写真
- タグ
- 写真
開催内容
アラスカに魅せられ、かの地を棲家にして、壮大な自然の世界を描写した、たぐいまれな写真家・星野道夫(1952~1996年)。彼がカムチャツカの地で、取材中に不慮の死を遂げてから2016年8月で20年となりますが、残された多くの写真や文章は、いまだに多くの人々の心を魅了し続けています。その一部は小・中・高校の教科書にもとりあげられています。また、過去に開催された写真展では子どもから高齢層まで幅広い人々を惹きつけ、松屋銀座では1998年、2003年、2006年に開催し、いずれも12~13日間で、12万~13万人が来場しました。
本展では星野道夫が駆け抜けた、幾多の道をひもとく未発表作を含むおよそ200点の写真をはじめ、自筆の文章や手紙、撮影に使用したカメラなどを展示するとともに、彼が愛用したカヤック、スノーシュー、毛皮のパーカー(アノラック)を初展示。アラスカの大自然と動物たち、そこで暮らす人々をこよなく愛した写真家・星野道夫の仕事、そして彼の心の内面を伝える没後20年の回顧展です。
星野道夫氏夫人・直子さんのメッセージ
星野道夫が生涯を通し記録し続けた、極北の自然や野生動物・そこに生きる人々の暮らし。写真と文章を通して“自然と人間との関わり”を伝えようとしていました。一見、作品に触れる私たちの暮らしとは関係のない遠い世界での出来事のように感じられるかもしれませんが、私たちとどこかでつながっていく部分があるように思います。星野も「アラスカに住んでいる人も東京に住んでいる人もどこかでつながっていて、共有できる部分があるはずです。基本的に人間と自然との関わりは、どこに住んでいても同じなんじゃないでしょうか。」と、話していました。
会場に来て下さったお一人お一人が作品と対話することで、その人それぞれのメッセージを受け取っていただけましたら幸いです。「作品に触れた人が、自分の仕事を通して何かを感じ、その人自身の問題として考えてくれるような仕事をしてゆくのが夢」と話していた本人が一番喜ぶことでしょう。
星野直子