桜井久実展 やどるかたち 廃材から生まれた作品展
開催概要
開催内容
廃材を使った木彫作品のシリーズを展示。
江戸時代の古材や、日常で使い古した道具などが全く別のものに生まれ変わる。
作家のコメント
役目を終えた廃材に宿るもの
古道具や廃材の佇まいに魅かれ、見つけると持ち帰ってアトリエに転がしておくことが多い。
すぐには使い道が分からないが、あるとき不意に形が現れ、作品になっていく。
もしかするとそれは自分が思いついたのではなくて、
廃材の中の九十九神のようなものに作らされているのではないか…そんな気がしてくる。
アトリエに放置している期間は、廃材の中に住む何かがゆっくりと外へ出てくるのを待つ時間なのだ。
いたずら好きな彼らは現役の間も、家の中で、道具箱の中で、
いつかその役目を終えて思い思いの形へ変貌を遂げる日を心待ちにしているのかもしれない。