かわさきみなみ展 「子犬ココロ」
開催概要
- 会期
- 2016年07月16日 〜 2016年07月24日
- 会場
- 花影抄/根津の根付屋 (東京都文京区根津1-1-14 らーいん根津202)
- 参加クリエイター
- かわさきみなみ
- ジャンル
- アート
- タグ
- デッサン・ドローイング、立体
開催内容
7月16日~24日 Gallery花影抄で開催いたします「かわさきみなみ展」をご案内申し上げます。
2012年に女子美術大学絵画学科洋画専攻を卒業したかわさきみなみは、羊毛を用いた作品を中心に、精力的に毎年制作、発表してきました。今年、2016年4月には青山のスパイラルガーデンにて個展を行い、これまでの作品とアトリウムスペースでのインスタレーションを展示、延べ6000人に及ぶ来場者でにぎわいました。
今回の個展では、このインスタレーション制作のもとになったドローイングを更に掘り下げ、流れる時間の中で、自分の気持ちをどう持っていたいのか、ということをテーマに展示をします。
作家のことば(かわさきみなみ)
今回の展示のイメージは、大きい犬のまわりを、すごく小さい犬が囲んで自由に過ごしている風景を思いついて、これを形にしたら大きさの対比が面白そう、と思ったことから始まりました。
子犬の気持ちの回転は特に早そうです。ころころころころ気持ちが入れ替わって、新しい自分を生み出しながらどんどん成長していく。私はいつからか、時間が流れていることと、気持ちが変化していくことが気になっていて、作品をつくることで、とらえようとしています。
そして、作品にするたびに流れる時間の中で、自分の気持ちをどう持っていたいか、その時に一番いいと思う形を考えます。子犬のように、敏感に心を動かして、どんどん作家として自分も成長していきたい、今はそんな思いがあります。
犬をつくるということ
かわさきは伝えたいことを上手く表現できる「犬」を、モチーフとして制作しています。犬は人と共存している、世界共通のモチーフとも言えます。かわさきの作品はその犬の表情、様子から、見てくださる人の心の内をくすぐり、動かすような魅力を持っています。見る人のこれまでの記憶を少し引き出し、思い出してもらうという事が、今かわさきが最も関心を抱いている「時間が流れていく中での気持ちの表現」につながっているのではないでしょうか。
卒業制作より、作品素材として羊毛を好んで使ってきたかわさきですが、最近は羊毛に加え、更に表現の幅を広げるための素材を模索しています。ドローイングも色鉛筆や水彩絵具、クレヨンと様々なもので描いていますが、今回は羊毛の大きな作品に加え、小さい犬の表現には石粉粘土を使います。
羊毛作品の習作として、紙粘土でも作品を発表しているかわさきですが、今回新しい素材として、小さい作品でも、しっかりとしたものになるように石粉粘土を選びました。考えている個展の展示イメージでの大きい犬と、小さい犬の対比をどのように見せてくれるのか、楽しみです。
会期中は毎日、作家も在庫しております。ぜひ、根津まで足をお運び頂けましたら幸いです。