アートスペース油亀企画展 木ユウコのうつわ展「天の雨、草の露。」
開催概要
開催内容
四方を海に囲まれた島、熊本県天草。
天草は、品質・埋蔵量ともに、磁器のうつわを作る原料「天草陶石」の日本一の産地として知られています。
この「天草陶石」は稀有な陶磁器原料として、世界的な名声をほしいままにしています。
砕きやすく、形を作るのが容易。
しかも強度がある。
仕上がった作品は硬く、日常使いに大変重宝するのです。
また「天草陶石」が生み出す色合いは濁りがほとんどなく、美しさは群を抜いています。
木ユウコは天草陶石を使い、うつわを作る陶芸家です。
シンプルなカタチのなかに、一筆ずつ即興で描かれる模様の数々は、
遠く離れた島の音や、島の光を感じさせます。
2016年6月。
木ユウコが天草で育てたうつわの種が、いっせいに開花の時を迎えます。
「天の雨、草の露。」コンセプト
天から雨が降り注ぐ。
木々をぬらし、葉をぬらし、露が草にふりそそぐ。
コトリのさえずり風そよぎ、足音が聴こえてくる。
時はミナヅキ。
草に瞳を、露に手を。
彼女はそっと、筆をとる。
ほらみてごらん。
どんどんどんどん。
ひろがるひろがる。
露がカタチをかえていく。
空に波に太陽に。
月に雲に花々に。
「天の雨、草の露。」は、「天草」と、その自然を思い、油亀が名付けたタイトルです。