今堀邦子展 ―多視点・多焦点絵画の末端―
開催概要
開催内容
平面絵画
(キャンバスに油彩、ミックスト・メディア。1940×2609mm、1620×2609mm2点、1940×1303mm2点など8点と、紙にアクリル絵の具、鉛筆などミックスト・メディアのドローイング5~6点)
作家のコメント
イタリアの古い壁画や油画を研究して歩くうち、多視点・多焦点絵画に巡り会い、その見る者をイメージの世界に引き込む力に感銘を受け、以来、それを用いて遠近法だけではなく、抽象絵画の平面化でもない、見る者が画面の中に入って行ける様な、独自の世界を目指して描き続けている。
ここ10年程、「人間関係」をテーマに「gentle relationship(優しい関係)」「One’s position(立場)」「群れることの意味」などのシリーズを、この技法を元に描いている。
個である卵形や球形が、色合い、大きさ、質感、重さ、光、などを伴って、互いの関係によって、徐々に、または急激に動いて行く。
今回は2015年~2016年に掛けて制作した「群れることの意味」シリーズより、「群れている自覚はあるか?」「群れの発生と崩壊」「群れからの離脱」「群れの中で個で居ること」「誰と一緒に居るべきか?」「どこに居るべきか?」そして「行き着く先は同じか?」と題した油彩による大作と、紙にミックスト・メディアで描いた作品を展示する。