横溢-柿沼瑞輝展
開催概要
- 会期
- 2016年04月04日 〜 2016年04月24日
- 会場
- Yoshimi Arts (大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F)
- 参加クリエイター
- 柿沼瑞輝
- ジャンル
- アート
- タグ
- 油彩画、現代アート
開催内容
この度、Yoshimi Artsは「横溢-柿沼瑞輝展」を開催致します。
日本人の創造物は今なお古代的なもの、もしくは無意識的なものに依拠しています。人為と自然を曖昧にする古代日本人の態度は、今日に到るまで日本文化の感受性の構造を深く規定しているように思えます。
感情を前面に出し、叫びにも似た筆勢による画面構成になっているように見える柿沼瑞輝の絵画は、物として何かを示唆するモティーフを一切描かないので、視覚により理解する手立ては色彩と筆勢、絵具の物質感だけです。時間を掛けて良く見ていると、完成の一歩手前で止めたかのように余白を残し、縦横のグリッドがあり、ムーブするように踊る筆勢があり、それら全てに必然性と何らかのメッセージ性を帯びているように感じます。
柿沼は、美術系の高校に通い油絵を描き始め、その後東北芸術工科大学に進学しました。高校から大学までは、自然にある有機的なものと特別に波長が合うのか、大きな石や山の中にある神木のような木などをモティーフとした具象画を制作していましたが、卒業制作の際に突如抽象的な絵画を描き始めます。卒業後、これまでYoshimi Artsで3回の個展を重ね、2012年と2013年の個展はキャンバスに油彩だけの作品を発表していましたが、3回目の個展「波濤」(2014)では、油彩に加え他の素材(缶の切れ端、釘、ロープ、ラッカーなど)を使用するようになりました。
今回は、油彩とラッカーで制作した1940×2910mmの大作に挑み、更に大きい作品も出品予定です。これら大作を含む新作を発表します。