新章風景
開催概要
開催内容
「風景写真」は写真が発明された頃より主題とされてきた題材であり、それは時代の流れと共に変貌し、写す行為を通じて現実の変化を的確に捉えてきました。60年代末、全国的な都市化と交通の一元化により「地方も中央もなべて均質化された風景」(松田政男)と評された日本の風景も、現代では都市格差の拡大等により均質的とは言いがたい風景を見せています。一方で20年前まではマイノリティーであったインターネット社会は電子機器の普及により一般化され、仮想現実は日常風景へと変貌を遂げました。我々はこの目紛しく移り変わる「風景」にどのように対抗していかなくてはならないのでしょうか。本展は1980年代生まれの作家を集めました。作家達は其々異なった表現をしていますが、それらが一つの空間に展示された時、現代という時代が浮き彫りになるのではないでしょうか。