四條朋恵展
開催概要
開催内容
素手で絵の具やキャンバスに触れ、感触を確かめながら絵と対話することによって、生まれてきた様々な色や形、マチエールなどに寄り添いながら、さらに深く潜っていく。その繰り返しの果てに立ち現われてくるのはある人格と言うべきもの、作者はそれを「かけがえのない特別な存在」と呼びます。柔らかに漂い変幻する色彩の雲と、気がつくとその合間から密やかにこちらを観ている「瞳」は、さながら細胞質と細胞核のように、お互いを必要としながら生成しているのでしょう。それは作者自身が、自分を生み出したこの世界全体と呼応し、ひとつになろうとしている姿なのかもしれません。