りんごの木を植える-高宮典夫木版画展
開催概要
開催内容
「たとえ、明日世界が終るとわかっていても、私は今日りんごの木を植えるだろう」。マルティン・ルターのものとされるこの言葉から今回の個展のタイトルが生まれた。22年にわたるオーストラリア生活を打ち切って、妻の難病治療のために帰国後まもなく、今度は私自身がパーキンソン病を発症した。生きることが闘病することが同義となった今、闘病が創作と同義になった。
ポジティブに今を生きることのヒントを動植物の生命力に学びながら、作品のモチーフが生成された。デジタル・イメージ全盛の今日にあって、木版画制作の作業性と物質性に生きること自体のリアリティを確かめています。
できるだけ多くの人と伴にりんごの木を植えたいものです。