展覧会詳細
展覧会ジャンル:
写真
展覧会タグ:
トークイベント
映像・映画
開催内容
TOKIO OUT of PLACEは 東京都写真美術館主催の『恵比寿映像祭』(2011 2/17〜2/28)の地域連携プログラムに参加します。恵比寿・広尾地区にある12のギャラリーが独自のプログラムを提案し連動参加するプログラムです。
第3回恵比寿映像祭HP
http://www.yebizo.com/
TOKIO OUT of PLACEでは 4つのプログラムを以下のスケジュールで行います。
会期:2011 2/18,19,20,26,27
プログラム:
■ 2月18日(金)17:00-20:00
しりあがり寿 ワークショップ x トーク
17:00- しりあがり寿によるワークショップとトーク
(しりあがり氏は恵比寿映像祭'11のオフィシャルゲストの一人です)
ワークショップ+トーク 参加料1.000円 (小学生以下無料)
壁に投影されたしりあがり寿の動画の中に、リアルタイムに来場者によって絵が書き加えられていくというインタラクティブインスタレーションです。
■ 2月19日(土)14:00-19:00
今福龍太 『ブラジリアンシネマの多面体』連続講座 受講料:3.000円
第2回 ブラジリアン・アヴァンギャルド
14:00- 参考上映 『Limite』(31) Mario Peixoto 120min 他
16:30- 今福氏による講座 18:00- 質疑応答+交流会
受講料:3.000円 要予約 ( 下記メールアドレスへ)
ブラジル無声映画の最高傑作である、ウンベルト・マウロの『残滓(Ganga Bruta)』(33)とマリオ・ペイショトの『限界(Limite)』を考察する。作家が10代で撮影した『限界(Limite)』は、シュルレアリスム的な前衛作品としてソビエトのエイゼンシュタインに評価された。グラウベル・ローシャらシネマ・ノーヴォの作家が認め、ブラジル映画の自己形成を形成する際に参照された両作品のなかに、ブラジル映画らしさの息吹を聴きとっていく。
■ 2月20日(日) 13:00-20:00
河瀬直美”おばあちゃん”ドキュメンタリー作品特集
アルテ企画を記念して"おばあちゃん"をテーマにした河瀬作品を一挙公開します。
当日夕方、河瀨監督が会場に駆けつけてくれる予定です。
観覧料 1,500円(one day ticket)
1、『天、見たけ』( 1995 10min) 2、『陽は傾ぶき』( 1996 45min)
3、『きゃからばあ』(2001 50min) 4、『垂乳女』( 2006 43min)
4作品(DVD)の繰り返し上映 (1-2-3-4-1…の順)
■ 2月26日(土) 14:30-20:00
若手映像作家によるジャンクショナルミーティング 参加無料
ゲスト: 品川亮 「( spleen films」主宰、STUDIO VOICE元編集長)
北小路隆志( 映画批評家)
14:30- 品川亮監督最新作上映 x 北小路氏との対談
17:00- 若手の映像作家たちによって、その日その場に持ち込まれた映像作品
( DVD)をリアルタイムに上映。当日の参加者で評して行くというスリ
ル満点のバトル上映と熱きトークを敢行します。
参加作家;金子遊、三田村龍伸、楠本真理、マルコ・マッツィ(イタリア人の映像作家)、Julie Barranger 、工藤雪香 etc 更なる映像作家 のご参加をお待ちしています!
■ 2月27日(日)12:00-19:00
26日(土)のミーティングで評価の高かった映像作品を上映します。(繰り返し上映)観覧無料
<速報!27日(日)15:00~>
オーストリア/ウィーンを拠点に活動する著名な映像作家 Edgar Honetschlaeger 氏が、この日の15:00頃、自作映像を持って来て上映会をやってくれます!!
この作品はこのほどルクセンブルク現代美術館に収蔵が決まっています。作家がたまたま来日中で、急遽上映会の開催が実現することになりました。
この日だけの一度きりの上映、千載一隅の機会を是非お見逃しなく!
エドガーホネットシュレーガーはオーストリア出身のアーティストで映画監督です。絵とインスタレーション、写真、映画(長編、短編)の作品を制作しています。
アメリカ、日本、ブラジル、イタリアで活動をしており、世界中のギャラリーや美術館で展覧会をしています。
ドイツのカッセル、ドクメンタXに作家として招待されました。2004年ベルリン国際映画祭で彼の劇映画は正式招待され、カンヌ国際映画祭でも同様に上映されました。
2009年にはエドッコインスティテュートをウィーンにて設立。オーストリア政府の国賓の作家です。
今回上映するのは『北京の休日』。あのローマの休日に発想を得て制作されたものです。
主題は、現在の中国と台湾の関係や欧米社会が中国をどう捉え何を目論んでいるかを痛烈に皮肉った内容になっています。
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1949年4月、蒋介石率いる国民党軍が宝物5万箱を中国から台湾に移送した。それらを所蔵する故宮博物院のディレクターを蒋介石婦人の宋美齢が務めていた。この作品は宋美齢をオードリー・ヘプバーンが演じた王女役に見立て、新聞記者(作家自身が演じています)がローマの休日さながら北京の街中を宋美齢とデートするのだが…。
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台湾と中国における宋美齢の立場の違いや中国という資本に欧米社会がどのように接しているのかと言ったポリティカルな部分をファニーな映像にのせて我々に問いかけてくる『北京の休日』をどうぞお愉しみください。
http://www.honetschlaeger.com/beijing-holiday/
BEIJING HOLIDAY(北京の休日)
北京/東京/台湾/ウィーン2007
台北の故宮博物館にてプレミア上映
出演 ソンメイーリン/エドガーホネットシュレーガー
カメラ シルビーグエラルド/トーマスボッシュ
編集 トーマスボッシュ
彫刻家 ウーヨン リキ
アシスタントディレクター 長岡ホウシュウ
Producers Ribo Tokyo / Edoko Institute Vienna
プロデューサーRIBO東京/エドッコインスティテュート ウィーン
上映作品は、リミティッドエディション3として制作された映像作品(DVD)です。
既に1作品はルクセンブルク現代美術館によって購入されることが決まっていますので、残り2作品になります。
この作品を当日販売いたします。
詳しくは以下のメールアドレスにお問い合わせください。
mail : contact@outofplace.jp
Edgar Honetschlaeger
http://www.honetschlaeger.com
お問い合わせ, ご予約先:mail : contact@outofplace.jp
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