佐藤未希 出で入るもの
開催概要
- 会期
- 2015年01月27日 〜 2015年02月15日
- 会場
- Yoshimi Arts (大阪府大阪市西区江戸堀1-8-24若狭ビル3F)
- 参加クリエイター
- 佐藤未希
- ジャンル
- アート
- タグ
- レセプションパーティー、ペインティング、油彩画、平面、現代アート
開催内容
この度、Yoshimi Artsは、佐藤未希の個展「出で入るもの」を開催致します。
極東の絵画は、純粋な構想に高い敬意を払うと同時に、自然に対する深い尊重の念をもってきました。震災を経験した今、社会に近い所に立ち位置を取る者ではなく、死生を伴う人間や人間と共生する自然、故郷である自然に近い所に存在する作家の表現こそが必要ではないでしょうか。
佐藤未希の作品の制作過程は、映画や写真などから選択した既存のイメージの上に、ドローイングの工程を幾重と重ね考察を行い、油彩によるタブロー制作へと至ります。ドローイングによって染み、滲み、歪みなどを加え、既存のイメージを解体、再構築していき、それを油彩によって再現します。ドローイングは「生」を感じる瞬間に完結し、油彩の工程は精神的な感覚を覚える要因を獲得する行為だと佐藤は述べています。佐藤未希は、現代社会に既に存在しえないかもしれない真のリアリティーの源を探そうとしています。
押し寄せる原初の奔流。
寄せては返す波に、おぼろになる境界。
問いは、絶えず反復される。 岸へと出るものは、やがてこの世のかたちをとる。
描かれたものは、さまざまな意味を引き寄せては、すぐさまそれを打ち消していく。
なにともつかない狭間に住む者の声を聞け。
血肉にして吐き出せ。
どうしようもない身体をもって向き合うとき、「生」が鮮やかに色づきだす。
佐藤未希
佐藤未希はこれまでに、「Mountain Messenger」(2010)、「1 breath, 2 contact」(2011)、「STRUCTURE/COSMOS」(2013)とYoshimiArtsで個展を発表してきました。Yoshimi Artsでの4回目の個展である今展では、更に考えを発展させ極めて少ない色彩で作品を構成しております。
是非、本展をご高覧下さいます様お願い申し上げます