髙田 幸平 個展 「奪われて絵画になる」
開催概要
開催内容
Mitsuiartでは、三越前space2*3において10月7日(火)より10月19日(日)まで、高田幸平個展「奪われて絵画になる」を開催致します。
2013年 東北芸術工科大学大学院を修了した髙田幸平は
一貫して絵具という物質の側面と色を示すという側面の境界を探るように制作を続けてきました。
今回の個展では、より作家と鑑賞者との相互性に着目しています。
作家は制作に於いて、鑑賞者は鑑賞するという時間がそれぞれに「奪われる」ことになります。
双方の一瞬が積み重なることで初めて作品は成立するのではないかという思考のもとに制作しています。
初日は作家も出席してのオープニングパーティーも開催致します。
皆さまの御来場ご高覧お待ちしております。
高田幸平ステートメント
価値が成立する瞬間、というのが気になっています。
たぶん、今までのテーマも変わらないところにあるのですが、
今回行き着いた仮説が「奪われた瞬間」でした。
それはたとえば、
私と画面が対峙している時間にも生じるであろうし、
鑑賞された人の時間にも関与することかもしれません。
作品には、ストーリー性も、思考性もありません。
空間に確実に存在するのは、それらが私から何かを奪っていったことで生じた価値。
今回の展示で、鑑賞する方々にもその瞬間が発生することがあるならば、
そこで初めて絵画という価値が成立するのではないでしょうか。