ウフィツィ美術館展―黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで―

開催概要

会期
2014年10月11日 〜 2014年12月14日
会場
東京都美術館 (東京都台東区上野公園8-36)
ジャンル
アート
タグ
平面

開催内容

イタリア・ルネサンスの中心都市フィレンツェでは、15世紀後半から工房による組織的な制作活動が盛んになり、数多くの優れた芸術家が生まれました。彼らは互いに切磋琢磨し合うなかで、工房の画一的な様式を越えた表現を探究し、やがてヴァザーリが「マニエラ・モデルナ(新しい様式)」と呼ぶところの、16世紀の卓越した新時代様式が開花します。

本展は、世界的に名高いウフィツィ美術館の収蔵品を通して、15世紀から16世紀にかけてのフィレンツェ美術の流れを展観します。メディチ家のコレクションを核に設立されたウフィツィ美術館はもっとも歴史が古く、ルネサンスを代表する画家ボッティチェリの多くの作品を所蔵する美術館としても知られています。本展は、《パラスとケンタウロス》をはじめとするボッティチェリ作品を多数紹介するほか、アンドレア・デル・サルトやポントルモ、ブロンヅィーノら、16世紀のフィレンツェ美術を牽引した主要な画家たちの約80点に及ぶ作品を通じて、豊かで多様なフィレンツェ・ルネサンスの真髄に迫ります。

[みどころ]
1. 日本で初めてのウフィツィ美術館展
本展出品作品の半数以上を、イタリアを代表するウフィツィ美術館から紹介します。ウフィツィ美術館に所蔵されている作品をメインに、アカデミア美術館、パラティーナ美術館、捨て子養育院美術館などフィレンツェを代表する美術館から作品が集結します。

2. ボッティチェリの初期から晩年まで
本展のみどころの一つは、ウフィツィ美術館所蔵のボッティチェリの代表作《パラスとケンタウロス》です。ボッティチェリは、フィレンツェのメディチ家の庇護を受けて生涯にわたりフィレンツェで活動した、まさに「フィレンツェの画家」と呼ぶにふさわしい芸術家です。本展では、《パラスとケンタウロス》に加え、初期の聖母子像や晩年の宗教感情みなぎる作品まで、フィレンツェの主要な美術館に所蔵される数々のボッティチェリ作品をご紹介します。

3. 「マニエラ・モデルナ」の真髄に迫る
『芸術家列伝』で知られるヴァザーリは、レオナルド・ダ・ヴィンチ以降の芸術を、それ以前よりも優れたものとして認め、「マニエラ・モデルナ(新時代様式)」と表現しました。それは、巨匠たちの活躍した盛期ルネサンス以後に、新しい表現を追い求めた芸術家たちの個性に光を当てた言葉といえるでしょう。本展では、ボッティチェリの作品とあわせて、ブロンヅィーノやアンドレア・デル・サルトら16世紀フィレンツェを代表する芸術家たちの作品を通して、「マニエラ・モデルナ」の諸相をご覧いただきます。

※掲載画像は全て
  FOTO:S.S.P.S.A.E e per il Polo Museale della città di Firenze – Gabinetto Fotografico

ウフィツィ美術館展―黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで―