風鈴丸展 伝統木版画で描く心象風景

開催概要

会期
2014年05月14日 〜 2014年05月25日
会場
Bunkamura Gallery 8/ (東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8 階)
参加クリエイター
風鈴丸
ジャンル
アート
タグ
版画

開催内容

風鈴丸と牛乳太郎が奏でる、夢と現実のあわいの世界 ―

木版画家の異才、風鈴丸(ふうりんまる)。浮世絵で使用される伝統技法、“多色摺り”を用いて作品を制作する彼女は、現在数
少ない木版画家の一人として、生まれ育った静岡を中心に全国各地で活躍しています。伝統木版画界の巨匠である牧野宗則
氏が父であることから、幼い頃から芸術に慣れ親しみ、日々磨き上げてきた独特の感性と高い技術力で、現在木版画界を担う
若手作家として最も注目されています。

 風鈴丸が使用する“多色摺り”の技法は当時、絵師、彫り師、摺り師とそれぞれ分業化されていましたが、彼女は全ての工程
を自身で行い、十数回も色を重ねて摺りあげています。この作業は、完成までに相当な時間と体力を費やしますが、この精神
力こそが最終的に美しく鮮やかな色彩を生みだすのです。そして、オリジナルの詩と共に画面に刻まれた風景は、夢と現実が
交差する心象世界を創り出し、誰もが幼い頃に感じたことのある懐かしさ、切なさといった感情を高ぶらせます。

 2012年以降、Bunkamura Galleryで6回目を迎える本展。今回は、風鈴丸が長らく描いてきたオリジナルキャラクター「牛乳太
郎」を中心に、新作の木版画から、アクリル画、新たな試みであるフェルトによる人形を展開。自然の中の生き物と戯れる妖精た
ちの、愛情溢れる幻想世界をこの機会にご堪能下さい。

風鈴丸展 伝統木版画で描く心象風景