ある人々の心をめぐる旅 服部篤浩展
開催概要
開催内容
「たとえば抱擁する時、私達は腕の中にいるその人をどのような大きさに感じているだろうか?」
この展示はある登場人物6人の心をめぐってなされる、人間の大きさと距離についての考察である。高さ3~5mの6人の肖像画(油彩画、総数28点)を展示する。
この6人の人物は半身で3m以上あり実寸大よりはるかに大きく描かれている。この異様とも言える大きさで肖像を描いたのは、私が感じ取った主観的な大きさで人間の姿を描き出したいと思ったからだ。人は対象との関係の強さによって心で感じる大きさが変わる。例えば愛する人の存在は心の中でとてつもなく大きいだろう。作品を通じて心までの距離の存在が感じ取れればと思う。
人は実存しているサイズよりもっと大きい存在かもしれない。これが今回の作品の制作を始めたきっかけである。