夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ
開催概要
- 会期
- 2014年04月12日 〜 2014年06月01日
- 会場
- 兵庫県立美術館 (兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 [HAT神戸内])
- ジャンル
- アート
- タグ
- 近代アート
開催内容
阪神・淡路大震災20年展 夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ
The Dream of French Paintings From Impressionism to École de Paris
知られざるコレクション!珠玉の71点
ある収集家によるフランス近代絵画のコレクションから名品71点をご紹介します。
モネ、セザンヌ、シスレーといった印象派の画家の描く美しい大地の眺め、ルノワールの描く豪奢な室内とそこでくつろぐ人物、モディリアーニ、キスリング、藤田嗣治などエコール・ド・パリの画家たちの哀歓に満ちた女性たち、ヴラマンク、ユトリロらの描く孤独な路上の風景、ルオーの絵に見る人生の重さ、シャガールの絵から強くたちのぼる人生の喜びなど、このコレクションには、今なおわたしたちがフランスに抱く夢と憧れがつまっています。
これらの作品は、さまざまな「豊かさ」でもってわたしたちを魅了する一方、描かれたものの背後にある、見えない、そして言葉にしがたい「感情」にも、わたしたちを出会わせてくれることでしょう。どうぞ、春一番の風とともに、お楽しみください。
■第1章 印象派とその周辺の画家たち
光の下にある物や人物を明るい色彩で描いた印象派の画家と、彼らが拓いた新しい表現を背景に制作をはじめた画家の作品を展示します。自然が与える美しさや感動を、モネ、シスレー、セザンヌの絵はよく示しています。また、ルノワールはモダンな(近代的な)生活における人物や舞台をよくとりあげました。マルケの風景画とボナールの人物画は、そうした印象派の側面をそれぞれ引き継いでいます。
[主な出品作家]
ポール・セザンヌ Paul Cézanne 1839-1906
アルフレッド・シスレー Alfred Sisley 1839-1899
クロード・モネ Claude Monet 1840-1926
ピエール=オーギュスト・ルノワール Pierre-Auguste Renoir 1941-1919
ピエール・ボナール Pierre Bonnard 1867-1947
アルベール・マルケ Albert Marquet 1875-1947
■第2章 革新的で伝統的な画家たち
20世紀になって、印象派の画家たちの新しさに対する理解が深まると同時に、表現のさらなる革新を求める動きが現れます。激しい色彩で人間の情動までも描こうとするフォーヴィスムや、事物を見てそれを描くアプローチそのものに根本的に挑んだキュビスムの動きがそれです。しかし、そうした傾向からはじめた画家たちも、第一次世界大戦後には、画面に秩序を求め、伝統的な美術を参照した作品を生み出すようになります。
[主な出品作家]
ジョルジュ・ルオー Georges ‒Henri Rouault 1871-1958
モーリス・ド・ヴラマンク Maurice de Vlaminck 1876-1958
ラウル・デュフィ Raoul Dufy 1877-1953
アンドレ・ドラン Andre Derain 1880-1954
■第3章 エコール・ド・パリの画家たち
第一次と第二次の世界大戦の間の 1920年代、30年代、パリにはヨーロッパ各地、そして日本などから多くの若い画家がやってきました。祖国喪失者としての彼らが描く哀愁に満ちた作品は、時に短かった彼らの生涯や、奇行に近い振る舞いを伝える評伝とともに、大きな人気を得ました。そうした一群の画家の代表格ともいえるユトリロ(ただし、パリ生まれ)、モディリアーニ、藤田嗣治(レオナール・フジタ)らの作品を展示します。
[主な出品作家]
モーリス・ユトリロ Maurice Utrillo 1883-1955
アメデオ・モディリアーニ Amedeo Modigliani 1884-1920
マリー・ローランサン Marie Laurencin 1883-1956
藤田嗣治 Léonard (Tsuguharu) Foujita 1886-1968
マルク・シャガール Marc Chagall 1887-1985
キスリング KISLING 1891-1953