阪本トクロウ / けだるき一日生きるだけ
開催概要
- 会期
- 2010年12月04日 〜 2010年12月26日
- 会場
- ART FRONT GALLERY (東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラス A 棟)
- 参加クリエイター
- 阪本トクロウ
- ジャンル
- アート
- タグ
- レセプションパーティー、平面
開催内容
この度、アートフロントギャラリーでは「けだるき一日生きるだけ」と題して阪本トクロウ展を開催致します。旧アートフロントグラフィックスで2008年に開催した「ビューティフル・ドリフター」展以来、2年ぶりの個展となります。
阪本トクロウの絵画は、無人で、無機質で、しかも空気を感じさせる空間を見せる独特の風景づくりで知られていますが、今年東京で開催された個展では波紋などこれまでと異なるモチーフが登場し、また甲府の展覧会では駅ビルのように大きなビルが画面全体に描かれたものなど、新しい方向性が見え隠れしています。阪本の描く風景はどこにでもありそうなステレオタイプな風景で、「どこ」とか「いつ」を限定はできず、時間を引き延ばしたような「けだるさ」を感じさせることがありますが、いつか実際に見た私たちの中にある記憶とデジャヴュのような「はっと」する共鳴を起こさせてくれます。現代の私たちの日常のありようを扱っているとても現代的な作品であるにも関わらず、鬱屈したものを感じさせないのは、広がる空や、風景の連続性を感じさせる電線や道や土手など、画面には描かれていない連続性や空間の広がりといった要素が、実際に画面に描かれた「もの」以上に際立っているからかもしれません。