裏平成都市論

開催概要

会期
2014年02月08日 〜 2014年03月08日
会場
GALLERY MoMo Projects (東京都港区六本木6-2-6 2F)
参加クリエイター
平俊介
ジャンル
アート
タグ
レセプションパーティー、平面

開催内容

GALLERY MoMo Projects では2 月8 日( 土) から3 月8 日( 土) まで平俊介による個展「裏平成都市論」を開催致します。
 平俊介は1988 年東京都生まれ、2012 年東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、現在同大学院美術研究科油画専攻に在籍、2011 年以降私たちのギャラリーでのグループ展に参加し、今展が初個展となります。
平は現実的な建造物や構造物に空想を加味するように描くことで、産業革命以降突き進んできた、現代文明の持つ矛盾や人々の持つ欲望を暴き、近未来を象徴的に炙り出す作品を生み続けています。
緻密に描かれた建造物は、架空のものと承知しつつ、現実感を持って見る者に迫り、既視感とまだ見ぬ未来を混在させ、理想と欲望の往き着く先に狂気を感じて、私たちを不安に陥れます。
 しかし、いくつかの作品に描かれる窓の明かりや光に、ささやかな希望を見出すことはでき、私たちがどこを目指すべきか、描かれた世界を反転させることで見えてくる世界もあり、絶望の淵にありながら一抹の救いを感じさせられます。
展示予定のアクリルによる10 点前後の作品は、都市部、浅草寺、工業地帯など様々な建築を描いていますが、作家が感じる矛盾を強調しながら加えることで、それぞれ異なる独特の世界を作り出しています。五美大展などのイベントと合わせて、ご高覧いただければさいわいです。

アーティストコメント
今日の都市風景は独特の気配を持っているように感じる。ガラスや照明で華やかに飾られたオフィスビルや巨大商業施設は、その表皮の奥に虚しさを隠し持ち、機能のみを追求した工業地帯のコンビナートは狂気めいた気配を放っている。
人の作り出すものには、おそらく人の欲求や願望、あるいはその時の時代性が表れるのではないだろうか。
私は架空の建造物、構造物によって、建造物と人々の心理の関係性や、都市に対する違和感などを視覚化したいと考えている。

                                                                 2013 年 平 俊介  

裏平成都市論