みんなのギャラリー第5期展覧会「女展」

開催概要

会期
2013年11月02日 〜 2013年11月23日
会場
みんなのギャラリー (東京都台東区東上野4-14-3 2F)
参加クリエイター
井上茉莉子 / 佐竹佳奈 / 菅原有生 / 原麻奈美
ジャンル
アート
タグ
ミクストメディア、日本画、平面、現代アート

開催内容

 美術作家に於ける男女の違いとは何でしょうか。歴史的みると美術作家の八割以上が男性の作家です。しかし、近現代の女性権利の開放とともに、美術の動向においても女性作家の活躍の場が増えていきました。
 史実に作家の個人名が出た年代をざっと調べると、男性ではフィレンツェの宗教画家のジョット(1266年生)、女性ではイタリアのカラバッジオ派の画家アルテミジア・ジェンティレスキ(1593年生)が代表的な作家として出てきます。男女間でおおよそ300年の差があるだけでなく、これ以降、女性の作家は近代になるまで歴史の表舞台に出る事はほとんどありませんでした。
しかし、女性の解放運動が行われ女性の権利が認められると、次第に女性の芸術家の作品も世に広まって行きました。
インターネットによって情報の共有化が進んではいても、まだ国家の枠組みを壊すには至っていません。現代美術の世界においては、作家のアイデンティティは性、国籍、年代をも取り込んで制作されます。そして、多くの情報が共有されるからこそアイデンティティを、どう定義するかが作家にとって大きな問題となっています。
作家が自立して行くという点においては、現代は男女に差がないように思います。今回みんなのギャラリーでは、30歳以前の若手作家6人を選出し、あえて男女にわけることで、それぞれの感性と表現の違いをみていく展覧会を開催致します。
三菱商事アート・ゲート・プログラム2010年度奨学生の菅原有生と2012年度奨学生の佐竹佳奈、そして東京芸術大学日本画科出身の井上茉莉子、この3名はみんなのギャラリーでの展示は初となります。さらに9月のドローイング展で好評をいただきました原麻奈美を加え、彩り豊かで可愛らしい、しかし男性とは異なる凛として力強い作品が並ぶ展覧会となっております。

みんなのギャラリー第5期展覧会「女展」