ザ・ビューティフル 英国の唯美主義 1860-1900
開催概要
- 会期
- 2014年01月30日 〜 2014年05月06日
- 会場
- 三菱一号館美術館 (東京都千代田区丸の内2-6-2)
- ジャンル
- アート
- タグ
- 平面、近代アート
開催内容
19世紀半ば、産業革命の成功がもたらした物質的繁栄を謳歌するヴィクトリア朝の英国に、行き過ぎた商業主義や功利主義を批判し、美にみちた生活の重要性を唱える人々 -「唯美主義者(the Aesthetes)」が登場します。ロンドンに暮らす前衛芸術家の集まりから生まれたこの流れは、彼らが制作活動や生活を通じて「新たな美」を実現させていくなかで、次第に信奉者を増やして大きな運動を形づくりました。
本展は、英国ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、約140点の油彩画や水彩画、素描、家具、工芸、宝飾品から構成します。ラファエル前派を率いたダンテ・ゲイブリエル・ロセッティからアルバート・ムーア、オーブリー・ビアズリー、オスカー・ワイルドにいたるまでの前衛たちが探し求めた、独創的な美と悦楽の世界を展覧します。
19世紀後半の英国で前衛芸術と大衆が一体化した壮大なムーブメント
19世紀半ばの英国──。
物語や教訓を語るのではなく、「新たな美」の実現をめざしたロンドンの前衛芸術家たち。
1851年の第一回ロンドン万博で、他国に劣る自国の産業デザインに危機感をもった英国の人々。
この2つの流れが交差し、前衛芸術家のめざす「美」が大衆に浸透して、大きなムーヴメントへと発展します。この唯美主義運動の全貌に迫ります。
欧米で高い評価を得た世界巡回展を再構成。日本初の唯美主義展!
本展は、2011年4月から2012年6月までヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(ロンドン)、オルセー美術館(パリ)、リージョン・オブ・オナー美術館(サンフランシスコ)で開催され、各国で高い評価を得た「カルト・オブ・ビューティー」展を、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の企画協力により
再構成したもの。唯美主義の総合的な展覧会としては日本初!
同時代の建物「三菱一号館」にて開催
英国人ジョサイア・コンドル設計の三菱一号館(1894年竣工)は、唯美主義最盛期に英国で流行した「クィーン・アン様式」の建物。
19世紀末のヒューマン・スケールな展示空間で同時代の絵画や装飾美術約140点をご堪能ください。