第45回 日本美術展覧会 日展
開催概要
- 会期
- 2013年11月01日 〜 2013年12月08日
- 会場
- 国立新美術館 (東京都港区六本木7-22-2)
- ジャンル
- アート
- タグ
- 伝統工芸・伝統芸能、彫刻、水彩画、書・墨象、油彩画、アクリル画、日本画、平面、現代アート
開催内容
日展とは
日展は、その前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から今年106年目を迎える伝統ある美術団体です。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書と5つの部門からなり、世界でも類をみない総合美術展としてほぼ毎年開催され、全国の多くの美術ファンを集めています。
その歴史をさかのぼれば、江戸時代の長い鎖国の後、日本は産業の育成と同時に芸術文化のレベルアツプの必要性を感じていました。文部大臣の牧野仲顕は、オーストリア公使時代より日本の美術の水準を高めたいという夢を抱いており、1906年に念願の公設展開催を決め、1907年に文展が開催されました。
その後、文展ぱ「帝展」「新文展」「日展」と名称を変えつつ日本の美術界の中核として、106年の歴史を刻んでいます。当初は日本画、洋画、彫刻の三部門でしたが、1927年に工芸美術、1948年に書が加わり、総合美術展となりました。1958年より民間団体として社団法人日展を設立。68年に改組が行われ、2012年からは公益社団法人となりました。そして2013年5月より寺坂公雄理事長、奥田小由女副理事長・事務局長、土屋禮一副理事長を中心とした新体制になりました。
日展は、毎年10月に作品公募を行います。昨年日展の応募点数は14,132点で、そのうち入選は2,423点。日展会員の作品など720点を合わせ、計3,143点が展示されました。今年も、約3,000点の作品が1か月にわたり国立新美術館で展示され、その後、京都、名古屋、大阪、米子、金沢、福岡と6会場を巡回する予定です。
現代を生きる、日本の最高レベルの作家の新作3,000点が一堂に会す日展。熱気あふれる会場から、日本の美のいまを体感ください。
日展の特徴とみどころ
海外から日本へやってくる大型企画展で古今東西の名画はこれまでたくさん見てきても、日本の現代作家の作品をそれほどご覧になっていない方もまだまだ多い日本の美術ファン。まずは、日展を知っていただき、ぜひ一度、秋の日展ヘ足を運んでいただければと思います。会場では切磋琢磨された日本の作家たちの最新作が集い、作品と向き合う鑑賞者のエネルギーに満ち溢れています。
今年106年目の美術団体
日本が鎖国をやめて、西洋の文化を取り入れ、新たな文化国家を目指し始めた頃、日本の美術振興を目的に1907年明治40年に始った文部省美術展覧会(文展)がもととなっています。現在は民間団体、公益社団法人日展として開催。終戦の年、1923年と1935年に3回開催されなかったことを除き、毎年秋に開催され、今年106年目となる伝統ある美術団体です。
日本で最も大きな公募展
毎年、応募点数は約14,000点、そのなかで約2,400点が選ばれ、日展会員の作品などとともに、約3,000点が会場いっぱいに展示されます。
日展は5つの部門(日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書)がそろう、世界でも類を見ない総合的な公募展
芸術の中でも5つのジャンルを総合的に鑑賞できる展覧会です。来館者は、科ごとに展示された作品を鑑賞しながら、心に響くジャンルや作品を探す楽しみがあります。日展作家は、他の科との交流を通し、刺激を受け合うことでまた新たな創作へとつなげています。
日本の芸術家の渾身の最新作が集結
厳しい審査を経て選ばれた作品を一堂に展示した会場には、作家のエネルギーが満ち溢れています。現代の日本に生き、全国各地で創作活動をする芸術家が世の中を敏感にキャッチし、自ら表現した作品は、「日本の今」を映しているともいえます。最新の芸術作品を鑑賞することができます。
日展から生まれたスターたち
日本画では、横山大観をはじめ、かつて日展三山と言われた東山魁夷、杉山寧、高山辰雄。洋画では、東京美術学校に油絵科を設立した黒田清輝、藤島武二、棟方志功。彫刻では高村光雲、朝倉文夫、清水多嘉示、山崎朝雲、工芸美術では板谷波山、楠部彊弌、松田権六。書は青山杉雨、尾上柴舟、日比野五鳳をはじめ、日本の美術界に功績を残す数々の芸術家を輩出しています。