曽谷朝絵展 「宙色(そらいろ)」
開催概要
- 会期
- 2013年07月27日 〜 2013年10月27日
- 会場
- 水戸芸術館現代美術ギャラリー (茨城県水戸市五軒町1-6-8)
- 参加クリエイター
- 曽谷朝絵
- ジャンル
- アート
- タグ
- 映像・映画、インスタレーション、平面
開催内容
曽谷朝絵は、2001年昭和シェル石油現代美術賞展グランプリ受賞、2002年VOCA賞(グランプリ)受賞など、東京藝術大学大学院在学中から、淡い光に溢れたバスタブなど身のまわりの品々やふとした日常の光景を描いた絵画で一躍注目を浴び、日本の若手作家を代表する存在となっています。自ら光を放つ仕掛けでもあるかのように、きらきら煌く彼女の作品は、見る者の視覚を越えて触覚をも刺激し、身体が光に包まれたような錯覚を呼び覚まします。
近年は、インスタレーションやパブリックアートにも活動の場を広げていますが、身体を優しく包み込むような光と色彩や躍動感のある造形はそこでも見る者を魅了しています。
本展は、彼女の代表作および新作の絵画、インスタレーションを展示するのはもちろん、今回、空間を生かした映像作品の制作にも挑戦し、作家の新しい面をご紹介します。
[主な展示内容]
1. 初の映像インスタレーション「宙(そら)」
アニメーションを空中に浮かぶ鏡の球体に投影し展示室全体に反射させ、宙に浮かぶ色彩の森を遊泳するような空間を創ります。創造の源を感じさせる森は呼吸するように刻々と変化しながら、見る者を包み込みます。なお、別室には、本アニメーション作品のための原画も多数展示します。
2. 代表作から新作まで絵画を包括的に展示
絵画作品は、「Bathtub」「Slider」「The Light」「Airport」など、油彩の大作を中心に約25点を展示します。また、絵画からインスタレーション、映像まで多岐にわたる制作に伴って描かれた、パステル、水彩、雲母など、様々な素材によるドローイング群約45点を、曽谷の思考の流れをたどるように構成して展示します。
3. 光と色彩に包まれる新作インスタレーション
色彩が発する音の波紋をイメージした「鳴る色」や、光が発する音をイメージした「鳴る光」などを展示します。「鳴る色」では着彩したマグネットが用いられ、会期中何度か変化します。「鳴る光」は視点と光源により色が変わるフィルムと照明で、光の渦を創ります。ともに空間全体に反響し合う光と色彩に包まれ、作品の一部になったような体験をしていただける作品です。